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四柱推命【11月の運気のお話】

11月のテーマは、

『美しいものに触れ、自分自身も丁寧に磨き上げる。』

11月(11月7日〜12月6日)は辛亥(かのとい)という運気が巡る。
辛=宝石を表し、亥=冬を表す。


辛は、宝石を意味する十干。
宝石は、どこに埋もれているかは掘ってみないと分からない。
そんな地中に埋もれた石ころを時間をかけて丁寧に研磨することで、本来の美しさが輝き出すもの。

故に、地中の原石を掘り当てるかの如く、自分の深い部分・本音・本心をほじくり出すこと。そして、宝石を磨くように、自分自身を丁寧に磨くことが重要な一ヶ月になりそうだ。

また、亥は冬を表し、そこには『学び』の要素が含まれている。
そのため、今月の自分磨きは、興味のあることを学ぶ、もしくは起きた出来事から学びを得ることで内面を磨くことも意味している。


辛亥から導かれる星は、正財・傷官・沐浴。
正財はコツコツと取り組む、傷官と沐浴はともに美しいものに触れるという性質がある。これらの要素からも、今月は、美しいものに触れて、自分を内面・外見ともに丁寧にコツコツと磨いていくことにフォーカスするといい。

『芸術の秋』と言われている今の季節にぴったりだ。
美術館に足を運んだり、生演奏を聴きに行ったり、空気が澄んでいるから夜景を見るのもおすすめしたい。

貯金を始めたり、日用品に少しお金をかけてこだわってみるのもいいかもしれない。フランス人の星である沐浴なので、フランス料理を食べたり、ファッションはフレンチカジュアルにする、なんて遊び心があっても面白い。


最後に一つ、辛亥の漢字の成り立ちから持つ意味からも今月のエネルギーをお伝えすると。
『辛』も『亥』も、起爆性のあるエネルギーを秘めているとされている。
それが新しい始まりを意味するのか、何か問題が浮上するのかは分からないが、それもこれも、全てが学びで、自分を磨く研磨剤になるはずだ。

『辛』に十を足すと、『幸』になる。
幸せは薄味だ。じっくり噛み締めて、味わおう。

皆様の11月が、平和で笑顔と共にありますように。
お読みいただき、ありがとうございました。


晴海たお


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