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Photo by
timotimo
ピンクの葛藤と、黒の優しさ。
春だから、明るいわたしになりたい。
春だけは、明るいわたしになりたい。
春だけど、黒は黒。
それ以上でも、それ以下でもない。
黒でしかいられない黒と、葛藤するピンク。
この春の服の第一弾として、
わたしは、ピンクのチューリップのような色のカーディガンを買った。
普段なら、なかなか選ばないピンクがなぜかわたしをときめかせた。
アラフォーには少々派手か。。。
一瞬躊躇したわたしの背中を押してくれたのは、バリエーション豊かな
ワードローブの黒のボトム達だった。
黒のロング丈のサーキュラースカートと
スポーティーなラインソックスとリーボックの白いスニーカー。
黒のサテン地のカーゴパンツと白いソックスと黒のパラブーツ。
黒のポリエステルのワイドパンツと白いソックスとバレーシューズ。
甘くなりがちなピンクを黒が上手にバランスをとってくれる。
花屋に並ぶ可愛いチューリップに紛れるように
この春のわたしはピンクを楽しんでみることにした。
そのうち、街中で桜が咲き出したら、
そこにもカモフラージュされていけるかな。
そんな自然界の力を借りながら
あなたもピンクという色を楽しんでみてはどうだろう?
黒の優しさも借りながら。。。
晴海 たお