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まんまるお月さま この手で転がす ひろがる白いひかり みんなを包むよ 見えるけれど 見え…
いちばん最初に知ったのは ふたつの世界があるってこと みっつの道具は心と体と魂で よっつ…
夕陽より、朝陽が好きだ。 朝陽は、わたしに希望をくれるから。 夕陽は、わたしには切なすぎる…
風に願うの お願いわたしをどこかに連れてって。 ここにいるのが正しいの? 地平線を見てみた…
もし、この詩が山猫が書いたものならば、 僕が訳して伝えよう。 そこには、 いくつかの暗号が…
何度はらっても、砂つぶはついてくる。 だって、あなたの一部だから。 のみ込まれるのは怖い…
伸ばした髪の重さには、 大きな?小さな? わたしだけの選択が混ざってる。 伸ばした髪の重さには、 楽しい?悲しい? わたしだけの想いが混ざってる。 一緒にいたいと思った時間の分だけ伸ばしたの。 おすすめのルージュを教えてもらったら 伸ばした髪を切ってみる。 最初のひと塗りは、一瞬先の光になる。 晴海たお
前と後ろがあるから、前へ進めるし、 上と下があるから、空を飛べるんだ。 そして、右と左は …
追いかけっこは、もう終わり。 もう、誰も追いかけないし、 もう、誰にも追いかけられない。 …
小さな小さなつぶつぶが 銀河の片隅で産声をあげた。 自分が何者であるかがわからなくて わか…
何度ふるいにかけられても するりとくぐりぬけていく。 わたしの言葉たちは自由だからって 強…
フランスから来た。 わたしの名前はドゥージー。 大好きな服を着せてもらえるけれど ここを一…
生きもののような目をしてた。 雲がまぶたをかたどった。 龍の片目のようだった。 月は毎日す…
冷たくて、甘いレモンティー。 サラダの上に乗っかったフレンチドレッシング。 夏休みのお泊まり会は、わたしの家にはない味ばかり。 さっちゃんの家には、グッピーがいて 赤と青の揺れる尾びれをいつまでも見ていられた。 夏祭りのあんず飴は、あんずじゃなくてすももを選んだ。 うちでは金魚は飼えないから、誰かがすくうのを見ているだけ。 好きなあの子に会えたらいいな、わくわくしながら下駄を鳴らした。 あの頃の夏は、特別だった。 期間限定で、違う星に来たみたいに。 わたし達は、小さな宇