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『アンシャントロマン』プレイステーション30周年記念!伝説のRPGのパッケージを見てみよう!【レトロゲーム紹介記事】【聖遺物】

(1週間遅れたけど)
プレイステーション生誕30周年おめでとうございます!

はい。
アンシャントロマン』の紹介記事です。
アナタガタガ…クソゲーハンターノナカマダトハゾンジマセンデシタ

3年前突然バズったのを今更を越えた今更な紹介である。
だがしかし、今年で初代プレイステーションが30周年なのでせっかくだから記念として今のうちにやろうと思いついた。『アンシャントロマン』で晩節を汚すな。

これは最近買ったのではなくて、確か10年以上前にブックオフで105円で買った。確か証拠ツイートがあるはずだ。あった。これだ。

元旦になにやってんのこいつ?

『アンシャントロマン』は説明不要の伝説のRPG。
当時購入して早速プレイしたわけだが、『FF7』をリスペクトした斬新なポリゴンと斬新なBGMで十分お腹いっぱいになってしまい数時間でやめてしまった。ごりん終、だな。

購入した頃はまだ「知る人ぞ知るクソゲー」というマイナー枠だった。理不尽にも吹き飛んだおっさんはやはり強烈に印象的だったが、今ほど多くは語られていなかった。当時クソゲーハンター全盛期だったぼくは本作も地味に気になり根気強く探し続けていたら見つけてしまったわけだ。

105円で買えたこんな名作だが、現在ではからすま兄貴効果も相まって万単位に価格高騰しているというステキ逸話。Amazonや駿河屋などで検索をかけても定価以上の中古価格になっている。コレカッテクレヨ-
クソゲーハンター必須品だろうが、大金を支払って安易に手を出すのは精神衛生上あまりおすすめできない。止めはしないが、流石に大切なお金の使い道を考えた方がいい。運良く見つかって衝動買いしたい気持ちは分かる。
かといって誰にも売らないし譲る気もしないよ!ケチ!

「誰かから借りパクしたんじゃねえの?」「どっかから画像パクったんじゃねえの?」といった想像力が歪んだクソリプされるのもヤなので、ぼくにしかできない証拠写真としてすごい数のアルちゃんが集まってきているやつを添えておこう。勝手に人質にされたアルちゃんに謝ろうか。
そもそもぼくは友達がガチでいないので借りようがないし。価格高騰している貴重品を貸すのってそのまま借りパクされてメルカリに流されそうで相当覚悟が要るし。破損したらヤだし。ダイジニイタシマス

なおあくまで今回はパッケージ紹介のみです。ウデガナルゼー!
ゲームは今後プレイする予定は全くございません。昔やってココロガオレタゼー!
だいたい今手元にプレステ本体(1~3でプレイ可能)がないからやりたくてもやりようがないよ!そもそもこれにプレイ時間を割く余裕も時間もないよ!他のゲームやりたいよ!ドケチ!

親の顔よりも見たパッケージ。
正直パッケージ自体は悪くないと思うんだよな。シンプルなつくりだし低予算臭は否めないが、それを言うとシンプルにロゴを載せただけの『FF』シリーズにも言えちゃいそうだし。
まあ取説を開くと登場人物紹介ページの立ち絵からの切り貼りなのが判明してガッカリするんだけど。

ちなみに妖精ちゃんは素直にかわいいのだが、プレイ動画を見て唖然とさせられたのはぼくだけではないはずだ。

裏面。
RPGと表記されていないとよくわからないゲームでしかない。1998年のゲームだから初代プレステ中間期?

えーっと、エ、エンシェントロマン…?
アンシャントロマン

にどとまちがえるなくそが

うーん今でも「か、漢だ…!」くらい読み間違えたくなって仕方ない本当に仕方ない。

開封。内容物はこちら。
これが全てなのかはわからない(攻略本案内チラシとか入っているかも?)が、初代プレステ特有の帯が入っているのは今になって嬉しくなれる。薄れていたり折れ曲がっていたりするのだが、これで遊べる。これをこうして、

1998年発売当時のゲームショップの雰囲気を勝手に再現!!
実際どうだか知らんけど、きっとこんな風に新作ゲームコーナーの棚に展示されていただろう、そんなわけですよ。ダミーパッケージかもしれないけど、これに未開封なのを示唆するビニールが被ってて、できたてほやほやの新作ゲームを手にして興奮しちゃうわけですよ。
おうちに帰るまで我慢できずに取説を開いたら「なんじゃあこのポリゴンは」とおったまげる当時キッズはいたかは知ラナイ。そもそも何本売れたんだこのゲーム?

ディスク2枚組。が、同じイラストなので微妙に分かりづらい…!

いちおう下のほうに「DISC1」とあるし、2枚組だからうっかり2のほうから間違えて始めてしまうミスとかそうそうないだろうし、重箱の隅を突くような見方である。
でもこういう地味なゲーム外要素もクソゲーと呼ばれて仕方ない要因なのだろうなあと思う。予算がないにしても別のイラストにしないのは解せない。立ち絵の使いまわしでもよかったんじゃないかなあ。後発の作品だが『ドラクエ7』のDISC2がそうだったから。

取説表面。シンプル故に悪くない。ただここに至るまで背景なしで驚きの白さなのは寂しい。中身もほぼ真っ白でこの記事並みにゲーム画面スクショペタペタ程度で低予算なのを臭わせてくれる。プレステ初期のゲームってこんな感じなのが結構多いのである意味アンシャント(古い)。

なお取説はこちらのページでも閲覧可能。この記事を書いている途中で見つけた。◆この記事の存在意義とは…?

裏面。親の顔よりも見たタイトル画面のやつ。ちなみにこれわれわれの世界の地図らしいけど関係ないらしいよ。遺都シンジュクみたいな衝撃案件もないらしいよ。

あっ!理不尽にも吹き飛んだおっさんのあらすじだ!
1000年にも及ぶ壮大なストーリー。きっとザナルカンド遺跡のようなものがアンシェントロマンを示唆しているのだろう。素敵だね。

タイトルこそ知っているが登場人物は理不尽にも吹き飛んだおっさんしか知らない」がぼくの中にあった。取説を開くまで主人公の名前は忘失してしまっていた。
で、登場人物ページを開くとびっくりしたんですよ。最初「へー主人公の名前ってミシリアえ!?あ、あれ!?カイのほうか!」とうっかり間違えた。

…これレイアウトが雑じゃない?
主人公カイの足元すぐにヒロインのミシリアの紹介って、そりゃ間違えるよ。視線を下へ誘導されちゃうよ。そこはキャラ紹介文は逆にすべきだと思うよ。あるいは分かりやすく枠を作ってくれたらまだ視覚的に分かりやすかったんじゃないかな。ゲーム外要素もおかしいなこの名作。

こんなふうにするとわかりやすくなるはず。四半世紀前の聖遺物にケチ刻んでんな自分。

取説自体は他はおかしいところはないはず。…たぶん。ゲームカタログによると本編プレイ後だと説明不足とか矛盾が指摘されていたが、少なくともプレイ前の段階では概ね悪い印象はない。
なお防御力が上がるタフまんとはもちろんめちゃくちゃ南京町で練り歩きながら食べられるブタマンだと考えられる。われわれの世界の地図を根拠とする異世界転移展開があったと考えられる。

最後にSTUFF紹介のページ。
聴いてて気が狂いそうなお変クBGMの作曲家は載っているが、シナリオライターは一切不明。エンディングのスタッフロールにも未掲載らしい。…今思えば賢明な判断だと思う。野獣先輩みたいにネットのおもちゃにされたに違いないから。

えー次回は『里見の謎』を紹介したいです。

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