ジャンプフェスタ2024に行ってきた話
◆はじめてのジャンフェス
『ジャンプフェスタ2024』に行ってきた。
実はというと今回ぼくにとってはじめてのジャンプフェスタである。
ジャンプ本誌の告知ページや修学旅行のしおりみたいな漫画をチェキりながら「行ってみたいなあ」と言い続けて結局行かなかった…を毎年繰り返し繰り返しだった。その気になれば余裕で行ける距離なのだが、何故今まで行かなかったのかは自分自身でも分からない。が、やはりどうしても行かなければならない理由が見つからなかったのもあるんだと思う。
生原稿や生色紙はタダで見られるとはいえ、どのみち誰かがネットでアップしてくれそうなのでそれを見れば満足かなあとスルー。物販は後々ジャンプショップ等で購入すればいいやの精神。ステージは現在はYouTube配信があるからリアルタイムで興奮を味わえる。あくまで便利な世の中になった今だからこそ発信できるとも言えるが。
そんなわけで今年も元々行く予定はなかったのだが、
よし、行きます。
「ジャンプフェスタ2024」って記載されているから間違いなくここでしか入手できないレアアイテムに違いない。後々同じデザインで単行本の店舗特典として付いてくる可能性もあるだろうが、入場料は実質タダ(会場までの運賃はそれなりだが)なのでこの機会に行くべきだなと確信していた。
いや待て。確か事前抽選制のはずでは?
そのことは分かっていたのだが、12/11(月)から午後入場チケット(12:30~)が先行受付開始されていたので、じゃあもう猶更このラストチャンス逃すわけにはいかないじゃんと緊急決行。ジャンプNAVIをインストールして登録完了。
なお今回2日目(日曜日)に行ったのだが、(1日目はどうだったのかは分からないが)チケットは2日目当日8時35分に上限枚数に達したとのこと。案外余裕があったんだな。
今回全部回ったわけじゃないし、別件もあって会場内には2時間しかいなかった(少なすぎだろ)し、写真も50枚以上あるけど1割にも満たないレベルである。そもそもまさか行くとは自分でも思わなかったので「ジャンプフェスタってこういう雰囲気のイベントなんですよ」とさわり程度でお送りしたい。
◆幕張到着
午後組は12時半より入場なのだが、1日目は結構列が並んでいたと聞いたので早めに出発して10時到着。しかし今日は風が強いなあ。
幕張メッセ自体には訪れたことはある。のだが、もう大分前だなあ。確か2015年3月に開催されたコミケットスペシャルが最後に行った、というか初めての幕張メッセだ。…もう8年半以上前か。
そういうわけでマップ右上に位置する赤ゲートを目指していく。会場への入り口は展示ホール1からとなる。あ~、そういやコミケのときもここで待機していたな。徐々に記憶が鮮明になってきた。
12時半入場。もう外からこの光景が見えていた。
こういうのはいつの時代もワクワクさせられるんだろうなあ!荷物チェックや入場チケット提示を済ませ、紙地図を手にし、早速向かった場所が…
◆展示物
『鵺の陰陽師』のブースである。オカルト部の部室を模したものだ。
先輩と代葉ちゃんは作中カットから着色。センターカラーと同じ外注塗りだ。それでも塗りのクオリティ高いなあ。これはカラー版コミックスの発売も待ち遠しいぞ。
意外だったのが女性が多かった。ジャンプは老若男女問わず半世紀以上親しまれているとはいえ、この漫画は男性ファンのほうが比率が多い印象はあったのだ。ところがゲーミングチェアに座って撮影している女の子がいて「ほえ~」となった。
まあ絵が可愛い漫画は女性ファンが意外といるという逸話もどこかで聞いたことがあるしな。この漫画も例によってなのだろう。まあファンが多いほど楽しいからいんじゃね?
もちろんお目当てのステッカーもゲッツ。マーベラス。撮った写真を係員に提示すればもらえる。
公式Twitterによれば土日とも15時半過ぎには配布終了(イベント自体は17時まで開催)とのことだったので、午後組でも余裕でゲッツできただろう。とりま余らず全て配布できただけでも良かった。
『キルアオ』の展示ブース。毎週軽い気分で読めるので、ぼくにとってはジャンプの癒し枠として重宝している。
こちらも同条件でステッカーゲッツ。
『極楽街』はジャンプSQ.の新鋭。未読なのだが女の子がかわいいので最近気になっている。えらく売れているらしい。3巻で50万部突破はすげえな、素直に羨めるな。ここはめっちゃ人が集まっていた。
◆サイン色紙
◆原画展示
因みにカラー原稿のコーナーもあったのだが、そこは事前チケットがないと入れないようだ。写真撮影もできないっぽい?
◆会場内のあれこれ
ここまでが展示ホール1~3。展示ゾーンはこの後の4~6も含めて2つに分かれているのだが、もう1~3の時点で十分回った気がするな!「えっまだあんの!?」となったもん。
ここまで展示ブース4~6。7・8は事前にチケットゲッツしないと入場できないジャンプショップとステージなので割愛。
◆チェンソーマン関連
チェンソーマンVSサムライソードのフィギュア。カッコイイ。気になるお値段は69,850円(税込)。たけえ。
『チェンソーマン ザ・ステージ』の衣装やセット。幽霊の悪魔がニッコニコだった。
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そういうわけで、こうしてまとめてみると、わずか2時間しかいなかったのにも関わらず満足はしたんだけども、もうちょっと会場にいても良かったかなという僅かな残尿感はある。せっかく会場に来たんだし、もっと熱を味わってもよかったんじゃね?的な。まあ、来年もある!行くなら事前に計画を練っておきたいな。
全体的な混雑具合に関してはそこまででもなかった。決して少ないわけではないがサクサク進められる。サイン色紙や原画スペースにおいては人気作品はやはり集まっていたが、少し経てば鑑賞・撮影できた。1日目や午前は状況が異なるかもしれないが、急用がなければ午後からでもじっくり見回れる。