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「遊ぶ」とは「楽しむ」こと

人見知りがひどくて
初対面の人に話しかけられない。

人が大勢いる場所
ワイワイ騒いでいる場所は苦手。

できれば一人で過ごしたい。

気の合う仲間と数人で
濃い話ができたらいい。


大人になると、
“そういう人がいて普通”
なのに

学校って、大人って、
そういう子どもたちを
“変わった子”認定しがち。

「子どもはみんなと元気に外で遊ぶもの」
という空気にさえ
生きづらさを抱える子がいる。


友だちは多いほうがいいとか
みんなと仲良くしましょうとか

多様性の時代にはもう古い。


友だちをたくさん作ることが
“目的”になってしまっては
自分らしさを見失ってしまう気がする。


遊ぶことの本来の目的は
“楽しむこと”だと思う。

みんなと仲良くできればなお良いけれど、
“みんなと仲良く”が目的なんじゃない。


大人が目的を正しく伝えないと、
「みんなと仲良くできない自分はダメ」
と、子どもは勘違いしてしまう。


「楽しめそうにないから参加しない」
という選択肢があるはずなのに、
学校にはないのだろうか。

子どもには、学校では、
その選択が許されないんだろうか。


静かに困っている子どもたちの
生きづらさを少しでも軽くするために

「心がしんどいと思ったら
無理して仲良くしなくていい。

誰かの楽しみや自由を奪うのはだめだけど、
あなたもあなたの楽しみ方をしていい」

と私は伝えていきたい。



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