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学習机って、いるのかな

みんなのお家は
学習机って用意したのかな。

入学に合わせて買うべきか
一人で勉強するようになってからか…

就学を控えた子の親なら
何となく周囲の動向も気になり
心がざわつく時期、だと思う。


もれなく私も、
長男が入学する時はざわっとした。

「机?早くない?」

というのが
私の率直な意見だけど

昔は、学習机と言えば
“入学祝い”みたいな位置づけだったし


私が家具屋に勤めていた頃も
ランドセル商戦と同じように

“学習机商戦”は
前年の秋ごろから始まっていた。


年が明けるころには
人気のデスクは売り切れ。

購入・予約特典は
流行りのキャラクターのデスクマット。

ということが多かったかなぁ。



それから15年ほどが経って
“リビング学習”が流行ったりして

入学と同時に学習机を買う人も
以前よりは減ったような気がするけど

家具屋さんに行けば
ランドセルや学習机が並んでいるし

親世代、祖父母世代は
購入を考える人も多いと思う。


じゃぁ結局、どっちがいいの?

その答えは、
「子どもに聞く」が
一番な気がする。

聞く、と言うよりは
聞いて、様子を見て判断する。

それしかないんだと思う。


机に限らずどんなことも、
どこかの家での正解が
うちの正解とは限らない。


わが家の兄妹の場合、

長男は、2年生に上がるころに
「机が欲しい」と言い出した。


キッカケは一冊の本。

机周りの片づけについて
詳細に書いていたから
興味を持ったよう。

机で勉強したいんじゃなくて
「机周りを整えたい」のが理由(笑


教科書の場所、
プリントのしまい方、
筆記用具は?
宝物はどこへ?

整えたら、自分だけの基地になった。

今は、
通信講座の勉強は自分の机、
宿題はダイニングテーブルで、と
自分のルールで使い分けている。


長女の場合は、5歳の誕生日。

誰にも邪魔されず
お絵描きをする空間が欲しかったよう。

年中さんのときだったので
最初はリビングに置くことに。

長女にとっても
自分だけの空間。秘密基地。


小学1年生の今では
兄と同じ部屋に机を移動し

気分に合わせて
机とダイニングテーブルを
使い分けている。


長男は“すること別”の使い分け。
長女は“気分に合わせた”使い分け。

2人の個性が出ていて面白い。


スペースがどうとか
金額がどうという理由以外で
机の購入に迷うのは

“親の期待値”が上がるから
なのではないかと思う。


「机を買ったんだから
 しっかりそこで勉強して欲しい」

そう思っていると
なかなか期待通りにはいかないのかも。


それでも、
自分のものを管理する習慣や
自分の学習スタイルを見つけることに
役に立っていると、私は思う。

そして、学習スタイルは
成長と共に変化していくはずだから

はじめのうちは
「ここはあなたの空間」と
居場所や管理権限を与えるだけで
十分じゃないだろうか。


もちろんそれは、
学習机がなくても与えられるけども。


学習机を買うべきか迷ったら、

「それでどうしたいんだろう?」
「それは机でないとできないこと?」
「うちの子に合っているだろうか」
「本人はどう考えているのかな」

いろいろと対話しながら決めてほしい。


その方が
リビング学習がいいと聞くから
とか、

入学のお祝いに買ってあげたいから
という、

世間の軸に振り回されることなく
いい選択ができると思う。



納得して、決めよう。


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