財布はやがて嗜好品へと変わる
QRコード決済が最強って話
いきなりだがボクはカルティエの財布が好きだ。
高校生の頃いつものようにネットサーフィンをしていたら出会ったのだ、カルティエというブランドに。
それはもう一目惚れだった、間違いなく。この世にこんな美しい財布があるなんてボクには知らなかったのだ。
そもそもブランドにはほとんど興味のない人間だったがカルティエに関してだけは
大人になったら買おう。これに見合うようなカッケー男になるんだとゆめゆめ追いかけていたが中々それに見合うだけの男にはまだなれていない。
ボク自身財布を持つときにたったひとつだけこだわりがある。
それはその財布の値段よりも少ない金額を入れないことだ。
例えば、1万円の財布を買ったらその財布の中身は絶対に1万円以下にしないという変なこだわりを持ってしまっている。
そのためカルティエという存在はかなり大きい。ボクのこだわりを捨てないと大金を常に持ち歩くハメになってしまうからだ。
そんな中、財布というツールは嗜好品に変わりつつあるのではないかと疑い始めてしまった。
そう、ボクはQRコード決済というものに手を差し伸ばしてしまったのだ。
コイツはかなり便利だ。スマホ1つ持っていれば財布の必要性がなくなってしまうのだから。
コンビニに行った際もわざわざ財布を取り出さずともスマホ出して2タップくらいで支払い終了だ。圧倒的速さに驚く。
小銭を探す煩わしさも無いし、探した結果小銭足りなくてお札を出す必要性もない。お札を出したことによって小銭が増えて財布がパンパンになる恐れもない。
支払いに1分以上費やしてた時間がものの10秒で終わってしまう世界観にどっぷりとボクはハマってしまったのだ。
QRコード決済は最強だ
おかげで日常生活で財布を出すという行為をほとんどしなくなってしまった。
財布というツールに必要性を感じなくなってしまったからだ。これはちょっと寂しい。
この先おそらくどのお店もQRコード決済は当たり前の時代になってくるだろう、いつくるかわからない未来に財布を出すという行為がバカにされる時代もくるかもしれない。
だけどボクはそうなってもカルティエへの憧れを止めることは無いだろう。
なんせ今もずっと一目惚れをしているから
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