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レポ#15 アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールドは水族館ではないと思いますが、海獣も撮ってきたので記事を書こうと思います。でも実際、パンダの写真の方が多いかもしれない。水族館ぴあにも載っているし許してほしい。
今年の10月1日、エンペラーペンギンの赤ちゃんが生まれた。公式SNSで毎日更新される写真や動画で癒され、実物も見たいと思い12月に行くことに。
☆本日(10/25)のエンペラーペンギン赤ちゃん☆
— アドベンチャーワールド 公式 (@aws_official) October 25, 2021
おなかの下で元気にピュロロ♪
24日齢 864g 前日比 +32g pic.twitter.com/AcdnHmsezd
しかし、10月下旬、健康管理のために公開休止。11月下旬ごろから大きくなった姿はSNSであげられるようになったものの、公開再開には至らずそのまま訪問日を迎えてしまった。
エンペラーペンギンの赤ちゃん(10/1生まれ)について、昨晩(10/25)、親鳥のお腹の下から赤ちゃんがはみ出ることが多く、赤ちゃんに震える様子が見られたため、保育器へと移動しました。公開を一時休止し健康状態を確認しています。
— アドベンチャーワールド 公式 (@aws_official) October 26, 2021
公開再開の時期が決まり次第ご案内いたします。 pic.twitter.com/p3QFBCp69p
一番の目的だったエンペラーペンギンの雛が見られないショックは大きかった。しかし、結果的にとても満足度の高い訪問になった。アドベンチャーワールドのポテンシャルは半端じゃない。
基本情報
場所:和歌山県 西牟婁郡白浜町
入館料:4800円(大人、2021.12.12時点)
飼育点数:約140種1400点(2015年水族館ぴあ)
2019年5月以来の2回目の訪問。前回はGW真っ只中ですごい人だったのに比べ、今回は平日訪問。10時の開園と同時に入園し、帰りは16時頃のバスに乗ったので約6時間の滞在。家族と行ったのだけれど、それなりに長い滞在になりました。それでも、1日では全部回り切れなかった。
入園まで
南紀白浜空港からバスで行きました。パンダラッピングのバス。
開園前に到着。
9:30ぐらいの時点で入場待機列には30人ぐらいの人が並んでいました。
10時と同時に、入場口のスタッフさんが5名出てきて開園のご挨拶。「楓浜が1歳を迎え・・・」など時事的なことも紹介していた。
待機位置には、いろんな動物の足跡。
某テーマパークの入口のようなアーケード。音楽が流れていたり、スタッフさんがぬいぐるみの手を振りながら挨拶してくれたり、本当にテーマパークだった。子供心を忘れていないタイプの人間なのでテンション爆上げ。
なんとアーケード内の噴水にペンギン。前回来た時も驚いた気がするけれど、今回も新鮮な気持ちで驚いてしまった。
ペンギン王国
まずは1歳になったばかりのパンダの楓浜に会いに行き、そのあとペンギン王国に行きました。
アドベンチャーワールドには8種類のペンギンがいる!
「Hello Baby!!」と書いてある通り、ここは雛天国でした。
ペンギン王国で生まれたベイビーは、キタイワトビペンギンとジェンツーペンギン。
入ってすぐ目に入ったキタイワトビペンギン雛。なんだこの尊い生物。というかぽつんと置き去りにされてていいのか・・・?
起き上がるとお腹が白くてかわいい!(ピンぼけ残念)
親とべったりすることなく、近くにいる、ぐらいの距離感でした。
ヒナが2羽。
たたずまいが反則級のかわいさ。
端っこで親子水入らず。
この子はぺたっとくっついてますね。
後ろ姿からも伝わってくるかわいさ。
足場の掃除のため、スタッフさんに場所を移動され、はじっこに。
続いてはジェンツーペンギンの雛。
こちらもかわいい!!!
こちらを見ている。
もふもふ感がたまらん。
ジェンツー雛ばかり撮っていたら、オウサマペンギンが割り込んできた(笑)
2羽並んでおねむの時間。
ん?こっちにもジェンツー雛がいる!
ホースの水だ!逃げろー!
さっきの2羽より、こっちの子の方が小さいですね。
親と仲良しでした。(親じゃないかもしれないけども)
見つめ合う親子。
ぴとっ。
かまって~
フリッパーの位置が雛を守っているよう。お気に入りの1枚。
ご飯の時間。上手に食べられるかな?小さな魚を選んでもらって1匹だけ食べていました。
食べたら眠くなっちゃった。親の下にもぐりこむ姿はまだまだ雛。
双子(?)の少し大きめな雛もご飯の時間。
先ほどの小さな雛より食べるのが上手!
気を付けのポーズ。お腹いっぱいになったかな?
横からの角度もかわいいね(語彙力)
いつまでも見ていられる。
ぎゅっと詰まったポーズ。
ファインダーのぞきながら「かわいい」と声が漏れていた。
いつも一緒だね。
後ろで親も同じポーズ。
熟年夫婦のような寄り添い方。
向かいあって眠る。後ろから親が見守ってるね。
後ろ姿もたまらんです。
たくさんのオウサマペンギンがたまごを抱えていました。飼育員さんが繁殖の準備なのか総排泄孔をさすって検査する場面も。元気な雛が生まれますように。
成鳥たちのご飯タイムに撮れた面白1枚。君たち何から守っているの?
ご飯タイムなど動画も撮ったので載せておきます。
海獣館
忘れていたのですが、ペンギン王国だけではなくて海獣館にもペンギンがいるんですね。11:00からのご飯タイムをペンギン王国で待っていたけれど、こっちだったか!だいぶ時間をつぶしてしまいました。
海獣館の1階にはホッキョクグマ。
1階から2階に上がる通路では泳ぐペンギンが見られます。
アデリー。
ブラックライトで光る壁装飾。マリンワールド海の中道を思い出す。
エンペラーペンギンだ!
まだご飯タイムやっていました。バケツから直接とっていってます。
ヒゲペンギン!
アデリー軍団。
覗き込むアデリー。
換羽期のヒゲペンギン。後ろのアデリー「俺も映ってる?」
たてがみみたい。
エンペラーペンギンの雛公開休止の看板。親元に戻ったときにはここにいたんだね。
この子は去年生まれたエンペラーペンギンかな?
ギリギリのところに立つイワトビペンギン。
偽親子。
目がまんまるのアデリー。こんなに近くで見られて嬉しい。
8種類のペンギンがいるうち、コガタペンギンだけ見るのを忘れてしまいました。ホテルに着いてから気付いてややショック。
マリンライブ
この日は1日に2回やっていたマリンライブ。14:00の回を見ました。解説はあまりなく、音楽にのせてバンバン技を繰り広げていくスタイル。
名古屋港水族館のように、中央に大きいモニターがあって、カメラで撮った映像が流れていました。始まる前は、お子さんや修学旅行生を中心に客席を映していました。真後ろに座っていた赤ちゃんは後ろからのアングルで、親御さんが「前からも映してほしいな~」と言っていたところ、前から2回目を映してもらい、大喜び。ほんわかした時間でした。
ショーは、3グループに分かれた編成でした。
まず1グループ目は、カマイルカとオキゴンドウ。
ランディング。
ボールタッチ!かなり高い!
オキゴンドウとトレーナーさんのコンビネーションジャンプ!
オキゴンドウとカマイルカのランディング。カマイルカの並び方がかわいい!
2グループ目は、バンドウイルカ。
スモークをたいた中からの登場、かっこいい。
2グループ目と3グループ目の境が記憶があいまいだけれど、3グループ目は、3頭と3人のトレーナーさん。この子は少しゴンドウっぽい?
3頭息の合わせた円になるパフォーマンス。
上から見ると美しい。息ぴったりです。
写真ではうまく撮れなかったんだけど、3頭同時リフトもすごかった!
最後は、全グループの子が登場します。輪っかくぐり!バックの山も色づいていてきれいです。
カマイルカのテイルウォーク、ほぼプールの端から端までの長い距離。
スピンジャンプ!
ボールタッチ。
12頭一斉のジャンプ!
これが大迫力でした。おさまりきらなかったので広角レンズほしい・・・。
最後のボールタッチ。一番右の子、隣のところに行っちゃってたけど大丈夫だったかな?
中村元さんの「ショーの魅力ランキング」で3位に入っていたので期待して行ったのですが、期待以上でした。
一番興奮したフリスビーキャッチを動画で。最後興奮しすぎてカメラのことを忘れイルカが写っていないけれど、モニターに映ったトレーナーさんのガッツポーズを見てください。
パンダ
アドベンチャーワールドには7頭のパンダがいます。
朝一番のパンダラブにいた子。たぶん桃浜。ちゃんと確認すればよかった。入園して3分でパンダ見られるのすごい。
さらに奥に進んでブリーディングセンターにいる楓浜のところへ。朝一番の楓浜。寝てる!
そんな子に構わず、お母さんの良浜はむしゃむしゃお食事中でした。
笹に夢中。
もぞもぞ寝返りを打つ。
耳がぴょんとしているのがかわいい。
起きそうで起きない。
まだ眠たいのかゴロゴロしてました。
お母さんは場所を変えてまだまだむしゃむしゃ。
お顔とおケツが同時に見られるお得な写真。
やっと起きた!!!
ぬいぐるみ!!???
と思ったらすぐ寝た。
隣の屋外広場にいるお父さんの永明は謎の姿勢で睡眠中。
お、階段下りてる!おしりがはまっちゃってるけどどうするのかな?
また上がっていきました。
そこで寝るの!?
朝の様子はここまで。10:30頃までパンダを見ていました。
そのあとはペンギン見たり、アニマルアクションを見たりして、お昼ご飯。和風ハンバーグを食べました。
戻ってきたら親子一緒に寝ていた。かわいすぎる。
一旦ウォーキングサファリに行って、13:30頃の様子。
二人で仲良く昼寝していたところ、楓浜だけ先に起きちゃったみたい。寝ているお母さんをがぶがぶ。
がぶがぶをおさえていたら勢いで楓浜が落下。落ちた様子を確認する母。
無事だった子。
優しく手を伸ばします。
お母さんも下に下りてきた。
楓浜の座っている感じがかわいすぎる。
笹を食べている?
寝そべり食べ!
楓浜によるご祈禱の時間。
すべり台をすべって勢い余って落下する。
コロコロ。
よっと棒にのぼる。
こんなこともできるんだね!
・・・と感心していたら落下。ほんとおてんばさん。
すべり台、何回もすべっていました。お気に入りのよう。
パンダの後ろ姿ってなんでこんなにかわいいんでしょうね。いっちょ前に風格がある。
突然のでんぐり返し!
良浜と楓浜は、15時で公開が終わります。Twitterで室内に帰っていく様子がかわいかったので見たいと思って、15時前にスタンバイ。楓浜は寝ていて、お母さんは笹をむしゃむしゃ。
お母さんは時間になると扉の前に行って、扉が開いた瞬間そそくさと帰ってしまった。取り残された楓浜、飼育員さんに起こされました。
りんごを見せられて「帰るよ~」と促されるが、全然動く気がない。飼育員さんの必死の交渉が続く。
抱っこで下ろしてもらって芝に下りると隙を見て、遊具にダッシュ!
20分ぐらいかけてやっと帰っていきました(笑)扉の前に行ってもなかなか入らなくて最後まで笑わせてもらいました。無事に扉がしまるとお客さんからは自然と拍手が。飼育員さん、毎日格闘お疲れ様です。
動画のつばぎ合わせを貼っておきます。
それにしてもなんでパンダってあんなにずっと見ていられるんですかね。楓浜はまだ子供でよく動くので、「次はどんな行動するのかな?」と見ていて飽きなかったです。
チーターの赤ちゃん
今年の7月生まれのチーターの赤ちゃん、13:45~15:00の時間限定で公開されていました。チーターの赤ちゃん目的にもう一度ウォーキングサファリへ。
いました!こっち向いてる!
元居た場所で音がしてびっくりしたのか、走って近くに来ました。
横顔はもう立派なチーターです。
グッズ
まずは書籍の『ペンギン大行進』
出版は2007年と少し前ですが、アドベンチャーワールドのスタッフさんが著者で、エンペラーペンギン雛のことも知りたかったので買いました。
こちらはタンブラー。パンダの食べ残した竹を再利用して作られたもの。7頭全員分それぞれの柄がありましたが、今回は何と言っても心を奪われた楓浜柄。
コインを入れてその場で柄を刻むタイプのメダル!
なんとカバーがガチャガチャで別売りしていたので心を奪われて買ってしまった。
これでメダルをストラップにできる。良いアイデアだしかわいいので、他のところでもぜひ販売してほしい!
観光地でもらえるロゲットカードは、楓浜でした!
入口近くにあるサポートセンターでもらえます。
まとめ
なんと訪問から3日後、エンペラーペンギン雛の公開が再開となった。このお知らせを見たとき変な声が出た。
エンペラーペンギンの赤ちゃん(10/1生まれ)の公開を12月13日(月)より再開いたします。
— アドベンチャーワールド 公式 (@aws_official) December 12, 2021
■公開日 2021年12月13日(月)
■公開時間 開園~16:30
■公開場所 ペンギン王国1階 育雛室
詳しくはこちら▷https://t.co/uubMkf7GBF pic.twitter.com/Zm5crmibwu
あと3日早ければ・・・悔しさもあったが、無事に公開できるまで元気になったのが嬉しい思いもある。
また来年以降も元気な雛が生まれて次こそは見られますように。
2回目の訪問でしたが、今回もふれあい広場の方は回れませんでした。たぶんペンギンだけでも1日つぶせると思う。それぐらい充実している。さらに遊園地もついてるんだから、究極のテーマパークですね。
2021年振り返り
今年最後の投稿なので、今年の水族館訪問を振り返ります。
今年初めて訪問した水族館は、
5月 京急油壺マリンパーク
7月 下田海中水族館
8月 南知多ビーチランド
10月 マリンワールド海の中道
しものせき水族館 海響館
11月 越前松島水族館
12月 京都大学 白浜水族館
の計7か所でした。
すでに訪問したことのある水族館では、
新江ノ島水族館
ヨコハマおもしろ水族館
サンシャイン水族館(3回)
しながわ水族館
すみだ水族館(2回)
名古屋港水族館
鴨川シーワールド
八景島シーパラダイス
アドベンチャーワールド
アクアパーク品川
の計10か所でした。
回数で言うと、20回の水族館訪問でした。
転職をしたり、世の状況的に出かけやすくなったりで、改めて水族館の魅力に引き込まれていった1年だったなと思います。
大げさかもしれませんが、まだ行ったことのない水族館が全国にあると思うだけで生きていく理由になるなぁと感じます。
来年も、いろんな水族館に行けますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よいお年を!