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レポ#16 京都大学 白浜水族館
2022年初投稿は、前回更新したアドベンチャーワールドの翌日に行った京都大学 白浜水族館です。
その名に付く通り、京都大学の実験所の附属施設です。観光スポットとしての水族館とは一味違いますが、魚をじっくり見て生き物の面白さを感じるにはうってつけの水族館でした。
基本情報
場所:和歌山県 西牟婁郡白浜町
入館料:600円(2021.12.26時点)
飼育点数:約662種、8729点(施設パンフレット)
滞在時間は、10時頃着いて11過ぎに出たので約1時間の滞在。
和歌山に行ったのは2回目ですが、初訪問でした。前回はレンタカーを借りて、串本の方まで行ったりとわりと広範囲で観光しました。一方、今回は電車とバスの公共機関を使った旅。父に、近くに水族館があるよと教えてもらい、行程に入れたのでした。アドベンチャーワールドからはバスで25分程の行きやすい距離にあります。
パンフレット・チケット
チケットはこちら☟
食堂の食券ぐらいの大きさ&シンプルデザイン。
パンフレットはこちら。
中は見開きで館内図。わかりやすい構造でした。
第一水槽室
入ってすぐは、第一水槽室。
どーんと大きい水槽です。
アジかな?アジだけでも4種類いた。
ロウニンアジ。
エイラクブカというドチザメ科のサメ。海底をすいすい泳いでいた。
第二水槽室
第二水槽室の無脊椎動物ゾーン。
小さい水槽がずらーっと並ぶ。
セイタカイソギンチャク。タンポポの綿毛みたい。
ジュウジキサンゴ。色鮮やか。
タコ。ガラス面に張り付いている。
広がる足の向こう側からしっかりこちらを見ていた・・・!
ヒメセミエビ。顔の下のもじゃもじゃがヒゲみたいでおじいちゃんみたい。
離れている目もチャーミング。この子を見たとき千と千尋に出てくるキャラを思い浮かべた。
ヤドカリ。殻にイソギンチャクが付いてる。
アオスジガンガゼ。とげ1本1本に縞模様で毒々しい雰囲気。
オオタマオウギガ二。鋭い眼光に対して体全体はもふもふでギャップ萌え。
カニの住み家が個室に分かれていてかわいかったので撮った写真。
ハナウミシダ。美しいの一言。
体がとげとげなカニ。
絡み合うカニ。
ガラス面にくっついていたヒトデの赤ちゃんかな?
こちらもガラス面にくっついていた小さい生物。イソギンチャクかな?
第二水槽室の真ん中にはでっかい周回水槽があります。
ギンユゴイ!鴨川シーワールドで見てから好きな魚の一種。
しましまの尾びれに惹かれる。
縞模様じゃないおしゃれさんもいた。
鴨シー・海響館ではうまく撮れなかったので、きれいに撮れて嬉しかったな。
小さな動物たちコーナー。
イソギンチャク。下の方に2か所ついているのは、拡大して見える虫眼鏡のようなもので・・・
こんな感じで大きく見える!神秘的!
岩のてっぺんに上るヤドカリ。
隣には岩場の水槽。暗かったので写真は全然撮れませんでした。
第三水槽室
第二水槽室から第三水槽室までの通路には標本や解説。
第三水槽室の始まりは、季節の生き物、話題の生き物のコーナーらしい。
こちらもずらっと水槽が並ぶ。越前松島水族館の汽車窓水槽を思い出す。
オニカサゴ?オニオコゼ?魚名板撮ってきたのにどっちかわからなくなってしまった。
オオモンカエルアンコウ。11月に展示開始されたばかりみたい。
モンハナシャコ。こんな鮮やかな生物がパンチするのか・・・。
ヒガンフグ。広い水槽に1匹だけで悠々と泳いでいた。
こちらが大変素晴らしかった水槽。「岩礁」という名前がついていた。
光の差し加減が美しく、いろーんな種類がいて、魚名板を見ながら「この子どこにいる?」と探すのがすごく楽しかったです。この画像をTwitterに投稿したら350いいねいただきました!
一際目立つ大きな魚はナンヨウツバメウオ。
違う水槽には、ナンヨウツバメウオの幼魚もいた。けっこう姿がかわるよね。
姿が変わると言えば、サザナミヤッコ。こちらが幼魚で↓
こちらが成魚。こんなに姿が変わるなんて、生物は本当に意味わからない(褒めてる)
正面のお顔も。
種類わからないけれど、正面のお顔がかわいかったお魚。
陽気な表情のウツボ。
この子はササムロですかね?(違ったらすいません)
この水槽に惹かれて子どもがたくさん群がっていました。間違いなく白浜水族館の目玉水槽ですね。
第四水槽室
最後の第4水槽室。
アカエイとウチワザメの幼魚。2種類とも同じ平べったさ。見分けられるかな?
こちらがウチワザメ?
こっちはエイだな!ウチワザメの裏側ってどうなってるんだろう?見たかったので待ったけれど壁にくっついたままで結局見られませんでした。
今さらですが、一つ一つの水槽にこれぐらいの解説がついています。全部ちゃんと読んだらきっと1日じゃ足りない。
水槽の中に装飾があって良いですね。
筒に入ろうとするヤセエビス。赤に白い水玉模様がきれい。キンメダイ目の魚らしい。
ネコザメ、だよね・・・?
モンガラカワハギ。色が渋滞してる。
コバンザメ。これがほんとの川の字!
というかコバンザメ大きくない?元気に泳いでいる子もいました。
ウツボだらけ水槽。種類がいろいろ。
ニセゴイシウツボ。みんなそれぞれ模様が違って面白い。
口先が面白い形の魚(名前がわからない)
黄色と赤の目に優しくない水槽。
赤い魚の種類だけでもこれだけいます。見分けるの諦めるレベル。
まとめ
研究施設だけあって解説も丁寧だし、他の水族館じゃこの生き物で一つの水槽は使わないだろうなという魅せ方で面白かったです。白浜周辺に住んでいる生き物を展示しているところも、地域性を活かしていていいなと思いました。
イルカやペンギンはいないので、海獣はアドベンチャーワールドで、魚は白浜水族館で、と白浜全体が大きな水族館ですね!温泉もあるし、海もあるし、何度行っても飽きないお気に入りの旅先になりました。
歩いて行ける距離に、夕日で有名な円月島もある。海の近くは冬でも気持ちが良かった。
2022年の抱負
今年初投稿なので、2022年訪れたい初訪問水族館を挙げておきます。
ニフレル
城崎マリンワールド
アクア・トトぎふ
宮島水族館
伊勢シーパラダイス
碧南海浜水族館
です!
初訪問以外では、今ぱっと思いつく限りだと、大洗水族館と鳥羽水族館に行きたいなぁ。
少しずつまた遠征しづらくなる雲行きの怪しさもありますが・・・今年もたくさんの水族館に行けますように!
今年もよろしくお願いします!