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レポ#72 サケのふるさと 千歳水族館

12月は2泊で北海道遠征をした。2年連続1月に行っている冬のおたる水族館、2025年1月は旅行先が決まっていたため、行くタイミングがないなぁと思っていたのですが「あれ、冬期営業は12月からやっていたような」と思い出し、それなら12月に行ってしまえばいいのだ!と一人旅を決めたのでした。

基本情報
場所:北海道 千歳市
入館料:800円(大人、2025.01.02時点)
飼育点数:約100種7000点(水族館ぴあ2015)

北海道には何度か行っているものの、千歳水族館は初訪問。札幌に泊まろうと思ったら1泊2万円近くするホテルが多かったところ、千歳駅近辺は2泊で2万切るホテルを発見!どうせなら千歳水族館も行こうと思ったのでした。

チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

クリスマス前に行ったので印字が!チケットに期間限定の印字は手が込んでいる。

パンフレットはこちら☟

よくある三つ折りタイプ。
開くと館内図。エントランスホールから1階の展示と2階に行ける構造でした。


水族館まで

千歳駅近くのホテルに泊まって2日目に行きました。近くからバスが出ていたので、バスに乗ること約5分。帰りは駅まで歩いたのですが、約15分ぐらいで全然歩いて行ける距離でした。

バス停からグーグルマップで調べたら遠回り経路で15分と出て絶句。ちょっとした抜け道があって真っすぐ向かうことができました。
訪問前に写真を撮ったときには「なぜインディアン…?」と思っていたのですが、訪問して解説等を読んで謎が解けたのでした。
橋の装飾もたぶんサケ。
見えました!テンションが上がったものの実はこれは裏側でした。
ぐるっと回って表側がこちら!
去年の9月で30周年を迎えたそう。
こちらが橋で見た「インディアン」の由来と思われるもの。「インディアン水車」と言って捕魚車だそうな。インディアンの由来は館内の展示でわかりました。
キャラクターのお腹に顔出しがあって「そこ…?」となりました。
誰もおらず10分前ぐらいに並んでいたら中に入れていただけました。感謝です。
建物、遠くから見ると青の三角がヒレみたいに見えて魚っぽい。


1階水槽展示

入口・エントランスホール

チケット売り場横にあった法人会員の一覧。たくさん応援されていて素敵。
割引が使えて600円で入れました。年間パスポート、5種類もあって一瞬惹かれましたが思いとどまった。
エントランスホールもクリスマス一色。
チンアナゴ水槽もクリスマスの装飾。面白かったのが・・・
数え方!初めて聞いた単位。
奥が2階に行く通路、手前が水槽展示に行く通路。
プロジェクターで映し出される30周年も良いですね。デザインが好きです。

サーモンゾーン

通路にいきなり現れたすごい泡。「何がいるでしょう?」とクイズになっていて、先に進むと魚が見られる仕組み。
お!シャンパンタワーだ!と思っていると・・・
なんと中身がサケの卵!このあたりでぐっと心が掴まれました。
ふ化予定日も書いてあった。
「サーモンゾーン」という開けた場所に出ました。
右の水槽が、泡だらけで見えなかった水槽。いたのは・・・
サケの稚魚でした。解説もばっちり書いてあって読みごたえがあります。
大水槽。序盤にこの大きさはテンションが上がります。
けっこうな種類が暮らしていました。
これは婚姻色なのかな?
シロチョウザメ、底を泳いでいた。
大水槽横の円柱水槽にいたのは「シシャモ」
たくさん食べたことはありますが、水族館で初めて見た気がします。
こちらはアルビノのニジマス。これまた珍しい。目立って捕食されやすく、生き残るのが難しいらしい。

支笏湖ゾーン

次の「支笏湖ゾーン」へは苔の洞門を通っていきます。自然の再現もわくわくします。
なんと大水槽前に大きなクリスマスの装飾。これは無しで見たかった…。
横からなんとか全体を撮れた。「支笏湖ブルー」を再現した美しい水槽。
水草も見事です。
奥にはひっそりと釣りで遊べるエリアがありました。

体験ゾーン

サケのオブジェを持って写真が撮れます。これぞ「体験」
水槽がダイナミックでいいですね。
変わった形をしたこの水槽はタッチプール。
映像と写真で触り方のレクチャーがあった。触らなかったんだけどチャレンジすればよかったな。
たくさんいました。
ドクターフィッシュもいました。
最初にあった円形水槽には、鳥のカイツブリがいるとのこと。残念ながらお休み中の掲示が・・・
と思ってたらいた!え!この子がカイツブリだよね?
2周目のときには島で休んでいました。

水辺の生き物ゾーン

こちらもクリスマスモード全開。
小さな水槽にはカエルなどが住んでいました。
この水槽は、他の水族館ならカワウソあたりが住んでいそうですが、
いたのは、ミンク!初めて見た気がします。
スヤスヤとおやすみ中でした。

千歳川ゾーン

水族館の目の前を流れる千歳川の展示。
淡水水槽が美しく、このゾーンでこの水族館に一気に引き込まれた。
美しい。見とれてしまう。
カタツムリの展示!?
水槽の上に魚以外の生きものがいるとは。面白かった。
通路から開けた場所に出ます。
コイの水槽。
この雪だるまの顔合わせ難しすぎない?
サンタの方がもっと難しかった。

世界の淡水魚ゾーン

世界の淡水魚ゾーン。手前ににょろにょろっといるのはデンキウナギ。
大型の魚がたくさんいます。水槽の形も個性的。
小さめな魚もいます。
壁に埋め込まれた緑豊かな水槽。
上が開いている水槽。手が届いてしまいそうな距離。
ミドリフグかわいい。
ポルカドットスティングレイもいる!模様がポップで好きです。


水中観察ゾーン

この水族館の一番の見どころはここでしょう。
行くまでの通路がなんだか幻想的。
この展示も興奮した一つです。サケのたまごの成長過程が全て見られます。
一番はじめは訪問日から2週間前に採卵されたもの。
きれいなオレンジ色をしています。
次は約1ヶ月前に採卵されたもの。
先ほどのものより中に黒い点が見えます。きっと目の部分。
次はさらに2週間前のもの。5日ほど前にふ化したそう。
お腹にまだたまごがついています。これで栄養をとっているそう。
ふ化から約2週間経ったもの。
お腹のたまごが小さくなっています。そしてだいぶ魚っぽい姿。
最後はふ化から約1ヶ月のもの。
お腹のたまごがほとんどなくなっています。
ふ化の日を予測できる計算。生き物って不思議だなぁと心から思う。
階段を下りると千歳川の中が見られる。これは本当にすごかった!
この窓から見られるのが千歳川の水中なのです。
館内の地下に窓がついていてそこから覗ける仕様。これを考えた方尊敬します。
今日見られたのはサケとフクドジョウ。こういう掲示もとてもありがたい。
展示窓の前には椅子も置いてあってゆったり過ごせます。
いました!これは何の魚だろう・・・?これがフクドジョウ・・・?
これはきっとサケですよね!?見つけたときの嬉しさはこれ以上なかったです。
うまく撮れていないんですが、時期によっては群れが見られるらしい。
企画展示かな?お客さん参加型の水槽の対決をやっていました。
赤はケーキをどーんと中央に置いた水槽。
白は懐かしいグッズを置いたこれまたポップな色合いの水槽。
訪問時点では、赤が優勢でしたが結果はどうだったんでしょう。


2階展示

企画展・水槽展示

2階に行くまでの通路で企画展をやっていました。サケの写真展。
映像もありました。いやぁ自然ってすごい(語彙力)
春から冬まで季節ごとの川の姿・サケの姿をおさめている素晴らしい写真たちでした。
「中川って?」と思ったら芸能人の中川翔子さんでした。なぜ?と思ったら…
答えは、サケのふ化場を作った方が関係ありました。
日本のサケの発展に貢献した方が中川翔子さんのひいひいおじいさんだそう!
サインもありました。意外な出会いでした。
しょこたん水槽にいたカブトニオイガメ。かわいい顔している。

なるほど!?サーモンルーム

サケについて学べる展示。
千歳とふ化の歴史について学べる展示。
ここにインディアン水車の「インディアン」の由来が!
さかなクンさんのサイン。
アイヌとの展示との関係。
ゴールデンカムイ好きにはわかる「チタタプ」
サケの皮でつくった履物。食べるだけではなく道具にも使ったんだなぁ。
食についての展示も。
サケを使った郷土料理の紹介や、レシピも見られるコーナー。
一人3枚まで印刷できるとのことで、記念に1枚印刷。心配になる出方をしてきました。


道の駅「サーモンパーク千歳」

隣接している道の駅にもお邪魔しました。
食事や買い物ができるので一緒に訪ねるのをおすすめします。
冬なので封鎖されていましたが、遊具にもサケが!


グッズ

グッズは1点だけ購入。

NAMIKOさんコラボのクリアファイル。最近いろんな水族館で見かけるようになってすごい。

こちらは北海道内の水族館・動物園で行われていた期間限定のスタンプラリー。今回の遠征で、4つのスタンプを集められました。

動物園はなかなかアクセスが大変だ。


2025年の抱負

この1年で行きたい初訪問の5ヶ所、今年も挙げておきます。

・城崎マリンワールド
・さいたま水族館
・アクアテラス錦ヶ丘
・室蘭水族館
・相模川ふれあい科学館

ちょっとチャレンジな気もしますが、目標は高く行きましょう!


まとめ

初訪問でしたが、とても好きな水族館でした。「サケのふるさと」と付いているだけあって、サケについての情報量がとんでもなかった。やっぱり千歳川の中を見られるのが唯一無二、季節によって全く違う姿が見られそうなので今度は秋頃に来てみたいなぁ。また絶対に行きたいと思います!

こういうご当地マンホールは見かけると必ず写真におさめます。

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