blue bird
ぐるぐると円を描き
描き あなたに 届く
円を描き
青い風を呼んで
鳥が歌う
まだ見ぬ
淡い
新たな罪を抱いて
それでも
いつかきっと
こんな手で
導かれて
終わりの瞬間に辿り着いたとき
目を見開いていられたなら
最後まで見届けて
そして殺して
継ぎ接ぎの大地に
海が溢れる
何処に骨を散らせて
何処に還ればいいの
誓いを守れなかった日々に
終わった夢と
今と過去と貴方と
委ねてくれるのなら
失ったとして
欺瞞はなく
存在させてもらえるのなら
きっと連れて行くから
導かれて
終わりの瞬間に辿り着いたとき
目を見開いていられたなら
最後まで見届けて
キスをしてね
焼けたアスファルトが素足を刺して
もう飛び降りてもいいや
でももう一度会いたいんだ
明日もう一度
導かれて
終わりの瞬間に
目を見開いていられたなら
いつかきっと
貴方に届くと
何も癒せない
でも貴方と、全てを連れて