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誰かに届けるエッセイ集#7

Netflixを開くと、おすすめにレナードの朝がありました。中学時代に何かの授業で見たことがあるなと。再び見直してみることに。

自分は医者であるセイヤーの視点でしか、物語を感じられませんでした。

でも、もしレナードの視点から映画を感じようとしたら、感想も違ったのかなと思ったりもしました。

生きようとすること、生きていることの実感を噛み締めてる人間の姿が印象に残っています。


話は変わりますが、中学、高校時代ずっと過ごしてた親友が自殺しました。自殺を選んだ彼の選択を否定しません。

尊重もします。おそらく、『自殺を選んだ彼』
その瞬間の彼の選択は正解だったと思います。
ただ、十年後の彼であったら、その選択は間違いになっていたかもしれません。

どうであれ、少しでも苦しみが取れたのなら、彼も救われたかなと。でも、死んでほしくなかったし、相談もして欲しかった。その思いもあります。残されたものの苦しさ、やるせなさを実感しています。

生きていれば、いいことがあるという言葉は
彼には絶対響かないと思います。それに戯言のように感じます。ただ、自分も、そんな言葉しか言えない気がします。

生きてて苦しい時期、それは永遠に苦しいかもしれません。ただ、笑って全てを忘れられる時間が、一瞬でもある日々を幸せと感じてほしいです。

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・駅のホーム

電車が来ますとのホームの電子掲示板。
何本か電車を見送り、
過ぎること、30分ぐらい。

気の利いた言葉がかけられない自分に嫌気がさす。徐々に静まりかえるホームは一段と暗くなる。

ガタン、ゴトンと音を立てながら、
駅に近づく電車。

「ふー」と深呼吸をする親友。

絶望に包まれた親友を、
私は引き止めることも出来ない。

そして、私は彼を見送った。
過ぎ去る列車を眺める。
どうか、あの列車は快速列車でありますように。

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