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母と過ごす時間はあとどれくらいなのかな?

今日は久しぶりに実母に、家に来てもらいました。
施設にいる祖母に、敬老の日も兼ねて、贈り物と、冬物のパジャマや衣類を持っていこうと計画を立てています。
母はその買い物の帰りに、私が歩きまわる次女に1人でヘトヘトだったので、寄ってほしいと懇願し、小一時間だけでも来てもらいました。

私からの贈り物は、孫ひ孫たちの写真を現像したアルバムです。靴下でもと母と話していたのですが、さすがに1歳児を抱っこして衣料品売り場を動き回る、元気はなく母にお願いしました。

日ごろはお姉ちゃんの保育園のお迎えに行ったり、朝もバタバタ。時たま行く支援センターだったり買い出しと1週間のうち週4はドタバタ過ごしている私なのですが、週に1日ぐらいまったりのんびりできる時間があると自分の心の余裕も違うなと痛感しています。

次女が1歳になるまでは、無我夢中で、そんなことも考える余裕もあんまりなかったのですが、日中の授乳がとれ、ご飯もパクパク食べてくれるようになって、1日の過ごし方を考えるようになりました。

実家に帰る時とは違い、家に母が来てくれると、いつもとは違う表情をして孫を見てくれていたりと話してくれる思い出話だったりを聞くことができます。
母は夫(私の父)をなくし、とても辛い経験を乗り越えて、私と弟を育ててくれました。
私たちの手が離れて、介護に奮闘し、一段落、孫も3人、仕事も自分の好きな仕事を行っており、今が1番幸せそうです。
私や弟からは、仕事を辞めて、孫守りをいつでも助けてくれ!と懇願されているのですが、さすがに母も自分が働けるうちは働きたいと言う思いもあるようで、楽しく働いています。

私は、反抗期もあったし、母にたくさん迷惑をかけた自信があります。笑
せっかく作ってくれたお弁当も、友人から私のお弁当はいつも仕出し屋さんのものみたいだねと褒められていたのですが、私自身は、他の人のカラフルなお弁当がうらやましく思えたり、週末にはカフェやおしゃれなお店でランチしたり、おしゃれを楽しむお母さんたちの姿がキラキラして見えて、実母は仕事と家事をしているだけで化粧っけもなくおしゃれを楽しんでいる様子もなかった母に、もうすこし綺麗にしてよ!と言ったことも‥笑

今日の話の中で、私は子供との時間を大事にしたかった。と話してくれました。私は確かに幼稚園に通っていたし、離れた中学高校に通っていた際には、送ってくれることもしばしば。とっても寒い通学路でもおうちに帰るとあったかいご飯が用意されて毎日ほっとしていたのを覚えています。

 母のあったかいご飯とおうちの環境のおかげで、私は勉強も部活も頑張れたと言っても過言ではありません。いつも家に帰って扉を開けるとあったかいストーブがあって、早くあったまってねとおいしいご飯を出してくれていたこと。
 自分が母になり、それが自分の娘たちにできるかと言われるととても難しいことでおかえりって待ってあげられるお母さんになりたいと思う反面、自分が夢見た仕事は学校で働くフルタイムの仕事、自分がやってあげたいということができないかもしれないと言うのは少し悲しい。

いろんな思いはあるけれど、この育休の期間は、自分の子供、そして親と過ごす時間を大切にしたいです。働き出したら、母とこんなに平日の昼間にゆっくり話すことすらないし、ぶっきらぼうに熱が出たから、何とかならない?なんて言う連絡ばかり‥。(なんてこった。)
もうすぐ母の誕生日です。母は何もいらないといつも言うので、おいしいものを買って、実家に帰って一緒に食べると言うのが、孫が生まれてからの過ごし方です。

2年前の今頃は双子の赤ちゃんを流産し、家からも出られずソファーに横たわり泣いてばかり。何とか元気を出そうと動いてみて1人で遠出をしたけれど、そこでタイヤがパンクし帰って来れない。夫は仕事で帰りに長女を迎えに行っていたので、都合もつかず、泣く泣く母に電話して助けてもらったのを思い出しました。

小さなアパートで涙を流していた。私がまた赤ちゃんを産んで歩き出したよ。なんて言ってる日が来るなんて夢みたいです。渦中にいる時は大変だななんて思うけど、過去を振り返れば毎日が奇跡のよう。

娘たちよ、
今日も元気に私たちに笑顔をくれてありがとう。

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