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お腹から内臓みたいな血の塊出てきた話

さて、二ヶ月弱インドにいた私。
今回も色々な気づきがあったのですが、今回のインドはですね。
前回よりもきつかった。
お仕事で行ったっていうのはもちろんあるけれどもね、早い段階で食事が嫌になっちゃって。
前回は、初インドで、食事が美味しすぎて、3ヶ月半いたけど毎食感動だったのです。
基本的には毎食カレーだけど、全然飽きないし、カレーといってもレパートリーが豊富だしね。
だけど今回はね、1週間くらいで飽きてしまって、もんのすごく日本食が恋しくなって、それがきつかったなぁ。美味しいんだけどね。だけど後々なんか、身体が嫌がってたんだなと気づく。

2週間目くらいかなぁ。お腹が痒くなってきて、食べた後に広い範囲で真っ赤になるので、これはなんか食べ物アレルギーかな、スパイスアレルギーかなとか思ってたのですが、病院生活が終わりスパイス抜きの食事をしても中々治らず。

病院のプログラムが終わって、別のアーユルヴェーダツアーに参加しているときにお腹を壊して、その時に、かゆみのことも相談したらどちらも原因は暑さだとアーユルヴェーダドクターに言われた。つまりピッタの乱れなんだけど、そっかそっか、ただでさえクソ暑くてピッタが乱れているのに、さらにスパイシーな食事でお腹の中でピッタが蓄積しててそれが嫌だったんだなぁ(それでスパイス食べたくなかったんだ)と気づく。

それから少しはマシになっていたかゆみだけれど完治はしておらず、ご飯食べたら痒いのが続いてた。日本に帰って、いつもいっている鍼灸師さんのところに行って、刺絡(鍼で患部を刺して、カップで吸って瘀血を抜く。)の施術を受けた。
ここに来るのは6、7回目くらいで、1、2ヶ月に一回ほど、東京に来るときは毎回通っている。
首がものすごく凝りやすい私は、首の血を吸ってもらった時に出てきた血の塊と(なめくじみたい何が出てくるのです)その後のスッキリ感に病みつきになり、これはいいぞと通い出した。

いつもは首、肩、こめかみ、で終わるんだけど(たまに膝や腰などをやる時もある)今日はお腹がとにかくかゆいのでうつ伏せの後仰向けに。
で、お腹からの瘀血が出てくる出てくる。そして1回吸ったら、そのときはおさまっていた痒みが出てきて、先生に「吸ったら痒くなってきました」といったら、先生が「奥にあるのが出てきたんだね。もう一回吸おうか」と。

もう一回吸ったらまた瘀血出てくる出てくる。でも痒みももっと出てくるw
「痒み、おさまらないです」といったら、「そしたら太いので刺すかっ」と太い針で滅多刺しにされ(本当に滅多刺しなの。笑)これでもか、というほど吸い、(吸われながら内臓出るんちゃうかと思った)そして出てきたのが握り拳小くらいの血の塊。流石にみたことないサイズで、私「おおー!!!!!??」と叫ぶ。先生も、「これは、、、、、辛かったね、、、」と、びっくりの様子。
「お腹からこんなに出てきた人初めてだよ」と、先生。
そして、「アトピーの人はこんなのが全身から出てくるんだよね」と。

昔アトピー性皮膚炎だったことを伝えると、「あぁそしたら昔からの蓄積だね。それだったらわかる。いきなりこれはおかしいよ」と。

そっか、昔からの蓄積なのか。だから、インドに行って浮き彫りになってきただけで、昔からいたんだよねこの塊ちゃんは。
そして色々悪さしてたんだ。
出てきたのは右側だったけど(そこの湿疹が酷かったから先生はそこに刺したみたい)私の右側の乳首が痒かったり、分泌液が出るのも多分関連しているなと思った。(かれこれ10年以上かゆい。本当に不快で病院にも何度か行ったけどホルモンには以上なし、乳がんもなし、原因不明)
そして、リシケシのサウンドヒーラーさんにお腹に滞りがあると言われたのも、きっとこれだと思った。

今回このカユカユがなかったら、気づかなかったかもしれないこのお腹の滞り。インドで痒みが出てきてくれてよかった。そして改めて、症状が出るということはとても大事なんだと実感。「ここに何かあるよ!!」とか「おかしいよ!!間違ってるよ!!」とか、教えてくれているんだよね。
教えてくれてありがとう。
だからそれを抑えることはもう、しない。(症状を鎮静させるのは大事なんだけど、抑制するのは意味がない)
今回インドで色んな方の治療を経て目の当たりにしたのは、抑制すると後々ややこしいことになるということ。それが当人にとっては不快な症状であっても、全て原因と理由がある。そこを探っていくのが大事。
それが感情一つでもそうなの。だから、しつこいけど、鎮静はいいんだけど抑制はしない。それを心に決めたから、今回花粉症の症状も、抑制する薬は飲まずにどう鎮静できるか実験しているよ。(これはまた別の記事で書こう)

血の塊が出てきたから、これで終わり。一件落着。ではなく、どうやって風通しの良い、水捌けの良い体を作っていくかなんだよね。
それをもっと考えていく、いいきっかけになった。

今回インドで皆さんのアーユルヴェーダ治療体験に寄り添ったり、自分自身の振り返りの時間を多く持つことで、改めて、私は「アレルギー完治」を目指そうと決めた。

私は花粉症(しかも全種類)、アトピー、ホコリアレルギー、抗生剤アレルギー、気管支喘息、猫アレルギー、などなど、たくさんのアレルギーがあるしそれによって苦しい思いもたくさんしてきたけど、よく考えたら完治しようと思ったことはなかった。それは多分、完治するものじゃないと思ってたから。
だけどこれまで自分の身体でたくさん実験をしたり、アーユルヴェーダの勉強をしたり、インドでヨガやアーユルヴェーダでどれだけ身体や心が変化するかを体験して、これは、完治するなとやっとスタートラインに立った感じ。

そのためにやってみたいことがたくさんあるし、勉強したいこともたくさんある。

アレルギー完治は自分のためだけど、もし将来子どもを産むとしたら、子どもにはなるべくクリーンな身体で身籠って育てて産んであげたいと思う。なるべく健康体で産んであげたい、と思うから、その準備でもあるかな。

昔はステロイドの塗り薬も使っていたし、いろんな毒がきっと溜まっているから、それは時間をかけて出していくものだと思う。
アーユルヴェーダでいう ラクタモクシャナ(瀉血療法)を自分でできるっていうのは大きいし、あとはパンチャカルマを今年どこかで体験してみようと思っている。

そしてそれ以上に日々の生活、日々の食事、日々のマインドの鍛錬がとても大事だし、それを丁寧にやっていこうと思ってる。

そんな感じ。長いけど読んでくれた人ありがとう。
もしアレルギー、アトピー、に悩んでる方がいたら、きっと治るよ。一緒にがんばろう。



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