出産時の対応で、その後の立場が決まる③(出産直後編)
パパ達が活躍できる時がやってきました。
想像以上に大変な毎日が待っています。
慣れないことばかりで、大変だとは思いますが、皆さんが見通しをもって動くことで、奥様も安心することでしょう。
来客のコントロール
関係各所に出産報告をすると、お祝いの言葉と共に「赤ちゃんの顔を見に行っていいですか?」と、お伺いの連絡があります。
出産は喜ばしいことですし、かわいい我が子の顔を世界中の人に見てもらいたい気持ちは、十分理解できますが、まずやることは
奥様を休ませることです。
特に入院中は、診察や赤ちゃんのお世話、助産師さんからの指導など、ママは忙しくしています。
産後にできるだけ休むことで、体を回復させ、その後の育児への負担を減らしましょう。
奥様側の来客を優先し、夫側は自宅に戻った後など、奥様と相談しながら進めてください。
すっぴんで、疲労困憊ですので、夫側の人にはできるだけ会いたくないのではないでしょうか?
出生届と、児童手当金の申請
この2点は、役場で同じ日に行うことができます。
・母子手帳(出生の項目に医師が記入済み)
・通帳、銀行印
など、事前に電話で持ち物を確認すると良いでしょう。
私の場合は、長男出生が出産日が月末だった為、翌月に申請に行ったところ、出産月分の児童手当は支給されませんでした。
健康保険の申請
赤ちゃんの1か月検診までに、保険証が必要です。
後で戻っては来ますが、間に合わない場合は一時的に数十万円の自己負担が発生する事もあります。
第二子出生時、「保険証間に合わなかったら、20万円くらい用意しておいてくださいね」と病院から言われたときは衝撃的でした。
皆さんが会社に勤めている場合は、会社に申請を行います。出生直後のなるべく早いタイミングで動き出しましょう。事前に必要な書類を確認しておくとスムーズです。
退院後の用意
里帰り出産や、一時的に実家に帰るなど、家庭によって様々ですが、奥様と赤ちゃんが家に帰ってくるまでには、しっかり環境を整えておきましょう。
まだ帰ってこないからと、一人暮らしを謳歌するのは禁物です。
生活スペースの確保はもちろん
・肌着やおむつ
・ミルク、哺乳瓶や消毒液
・赤ちゃん用の洗濯洗剤
・赤ちゃんのお風呂、石鹸
・授乳クッション
・ベビーカー
など、奥様と相談し、一緒に生活する用意も忘れずに行いましょう。
今までの生活になかったものがどんどん増えていきます。
また、赤ちゃんが口に入れてしまうような小さなものは、撤去しておくことが望ましいです。
最後に
奥様は、自由を無くし奴隷のような生活が始まります。
奥様の睡眠時間を確保したり、ゆっくりお風呂に入れる時間を作るなど、奥様のケアに勤めましょう。
美容院に行くなど、授乳に支障のない範囲でお出かけしてもらうのも、メンタルケアには有効です。
赤ちゃんが小さいうちは特に、休日に遊びの予定をいれたり、仕事後に飲み会に行くことは控え、家族との時間を大切にしてください。
家族との時間が少なくなればなるほど、
必要のない人
になっていきますよ。
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