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#環境問題

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エネルギー基本計画は3年に一度書き換えるので新計画は今年度中に書き換えねばなりません。現行の計画は脱炭素戦略としては不十分な部分が多く、環境条件も変化しているので、新計画はどこに注力すべきか、今、メディアなどで議論が盛んです。今回はそうした議論を踏まえた上で、私の考えを述べたいと思います。

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CO2を様々な方法で利用し、高機能製品も作る研究が最近活発化しています。これは
2050をめざす脱炭素化の取り組みにも建設的な役割を果たすことが期待されるので、そうした動きをとくにカーボンナノファイバーやカーボンナノチューブの例にとって展望しましょう。

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CO2を資源として使うカーボンリサイクリング技術が脱炭素戦略として注目されていますが、そのひとつとしてCO2と水素を化学反応させてメタノールを生成する事業が日本でも推進されようとしています。現状では日本では再エネ由来のグリーン水素が得にくいので、困難はありますが、重要な事業なので、発展を期待したいところです。

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送電線の負荷能力が低いので、再生可能エネルギーの電力供給が需要を超えて増えた場合には、再エネ業者に「出力制御」をさせる事例が増えるのが現状。これは送電線の能力を拡大せずに、再エネ生産を「固定価格買取制度FIT」で促進したツケが今出ている状況です。本来は送電線の能力強化と再エネ増強を同時に行うべきで、今になって「出力制御」は本末転倒です。