大さじ、小さじ…が嫌いですの話

妻は、料理が得意です。

得意というか、スーパーのお総菜や冷凍食品が苦手で「仕方なく作っています」というのが本音です。

だいたいのメニューは目分量で作るし、手際もよい方だと自負しています。

夫も「おいしい」と喜んで食べてくれます。

しかし、どうしても上手く作れず苦手なのがお菓子作りです。

包丁一本で出来ないし…オーブンの予熱とかするし…きっちり計量しなければいけないし…性に合っていないのです。料理本通りに作ればいいのですが、バターをケチったり、お砂糖を減らしたりと勝手なアレンジでの失敗も多いです。

「もう作るのやめたら？材料がもったいないから」

味オンチの夫にまで言われる始末。

妻が焼いた食パンをいつもの“超熟”だと思って食べてたくせに。

ヒジキおにぎりをゆかりおにぎりだと思って食べてたくせに。

はるか、きよみ、セミノール、いよかん…今朝のフルーツが何か気づきましたか？柑橘はオレンジだけじゃないんだよ！のくせに。

くやしぃーーー！

誕生日やクリスマス、家族のお祝いなど記念日にケーキを焼いて喜んでもらう…そんな生活に憧れます…

あきらめたくなぁーーーい！

そんな妻でも、失敗なく作れるようになったのが「パウンドケーキ」です。ホットケーキミックスのね…

バナナ入れたり、チョコチップ入れたり、結構適当に入れてもなんとかなるのでオッケー！ほぼ、同じ作り方で「ドーナツ」も。それから、ミキサーで一発「チーズケーキ」も。

苦手なことでも自分に合うやり方を見つけるって大切。

たくさんの「頑張らなくちゃ…」と無駄な「負けず嫌い」はそろそろ控えめにしよう。