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無農薬田んぼの記録①
私個人じゃなく、農業法人の田んぼで、
無農薬の米づくりに挑戦している。
通常、農業法人では、農薬も化学肥料も使っている。(酒米だけ、一部有機で作っている)そんな中で、若手メンバー集まり、「無農薬でコシヒカリを作らせてください!」と頼み込んで、一部の田んぼで作り始めた。
と言っても、ノウハウは全然ない
だから、半分バカにされる形でのスタート。今年は、農業法人に近いやり方で、酒粕という有機肥料を使って作ってみた。
結果は玉砕、、!!
反収3俵。見事に採れなかった。(T_T)
時を同じくして、私は、近所の自然農博士に、自分の畑を教わるようになった。
(↓以下、参照)
博士いわく、
「お米が採れないのは、酒粕(肥料)を入れてるから。稲に必要なものは、酒粕じゃない。稲ワラ、米ぬか、籾がら=食物繊維だよ。
それから、冬の間、水がついてるのは、水草と病気の発生のもと。しっかり乾かさないと来年も減収だよ。」
来年の収量は、まさに今の、田んぼの状態にかかっているらしい。ほとんど脅しだ。稲刈りが終わって、ふーっ、とひと息ついてた私は、泣きそうになった。
でも、やるっきゃない!!
博士を信じて、一念発起した。
①溝を切る。水を流す。
とにかく、水が停滞しないこと。
これは、畑でも同じだ。
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水たまりをつなげて、水脈を作る。
博士、
「ほら、子供の頃やったでしょ?
土掘って、水流してく遊び。」
確かにやったなぁ。でも、大人の私がちゃんとできるかなぁ〜、、
ところが、やってみると、
できる!!
水の道を作ってあげると、面白いほどに水が流れていく。
子供の頃できた遊びって、大人になってもできるし、面白いんだって実感(笑)
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メンバーが懸命に探し出す
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この田んぼは、私個人の畑と違って、農業法人の商売のための田んぼ。だから、メンバーで協力してやるし、成果をあげなくてはいけない。
ここに、やる意味がある。一人で気楽にやる田んぼじゃないからこそ、まわりとの協調性だったり、責任感、将来を見通した計画性が必要になってくる。プレッシャーはあるけれど、やりがいがある。今年は、さんざん揉めて、すったもんだした。でも、続ける。
この田んぼが、この村の将来の、農業の希望の柱になるとも、信じている。
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よく見ると、メンバーが✌してる↑
ホタルが、
たくさん舞う田んぼになりますように。