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【糸】
悲しい夢を見た明け方は、やけに目が冴えてしまう。強烈な悪夢ほど身体は消耗しておらず、でも、悪夢よりも隅々まで鮮明に覚えていて、一つひとつの描写が執拗に細かい。悪夢をフィルム映画だとするなら、悲しい夢は、まるで小説だ。
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