![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81725867/rectangle_large_type_2_cd27ba9f255084b87b0f5dd182258356.jpeg?width=1200)
【舞い踊る影と光に焦がれて】
金魚を見ると、夏が来たなぁと感じる。
幼い頃、両親に夏祭りの縁日に連れて行ってもらった。しかし、記憶は途中で途切れている。残っている記憶の片隅にあるのは、金魚すくいの網を持つ小さな手のひら。あれは、私の手のひらだったのだろうか。
途切れた記憶のピースは、おそらく楽しいものではない。すべてを取り戻す必要はないと思っている。ジグソーパズルではないのだから、欠けたピースがあってもいい。
ここから先は
1,880字
/
6画像
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89321526/profile_00d67d759a457a8c2ecd0ba6d1656d00.jpeg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
いつもより深めのエッセイ、創作インスピレーション、創作小説等を月4本以上、ランダムにお届けします。記事単体での購入もできますが、月2本以上読まれるのなら定期購読の方がお得です。丁寧に想いを綴っていきますので、よろしくお願い致します。
海のことば、空のいろ
¥500 / 月
少し深めのエッセイ。創作にまつわるエピソード。時々、小説。 海の傍で生きてきた私のなかにある、たくさんの“いろ”と“ことば”たち。より自…
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。 頂いたサポートは、今後の作品作りの為に使わせて頂きます。 私の作品が少しでもあなたの心に痕を残してくれたなら、こんなにも嬉しいことはありません。