#56 夏越しの大祓。書き手と読み手の立場を想う
6月30日、時刻は15時46分。こんにちは、はるです。今日は昼下がりから雨が降ってきて、今は本降りです。
昨日書き始めた原稿は、結局昨日中に終わらなかったけれど、今日でポイントが切れるもの、図書館の貸し出し期限が切れるものなど、仕事以外の締め切りが(苦笑)。それなら原稿じゃない締め切りを片付けていかないとね。
「晴れ女」でも過信する時としない時がある
降水確率80%でも雨に降られないほど、近年「晴れ女」力が上がっているけれど、数字に過信しないようにしている。人気タレントが天狗になって転落するのと似てるかな。
自信をもっても過信はしない。このバランスが大事だけど、バランスを取れた試しはない(苦笑)。
「今日は傘なくても行けるぞー、行っちゃえー!!」で大丈夫な成功体験を増やすことが秘訣だったりするけれど、雲行きは怪しい時は怪しいし、そういう時は普段あまり気にしない天気予報もチェック。
で、今日は午後から降水確率70%。15時ぐらいから出かけようと思ったけれど、これは前倒しにした方がいい流れだ。
慌てて支度して、年に数回しか使わない折り畳み傘も持って、ポイントを使って買い物をし、100均、図書館とぐるりと回る。途中、せっかく傘を持っているからさしてもいいかな程度に雨に降られたけれど、小さい傘でもしのげる程度。
SNSで発信する前に立ち止まる
そして、家に帰った途端、ザーーーーッと本降り☔️
セーフ、セーフなのです。ありがたい限りなのです😭
でも、ここでふと思う。これをTwitterなどで「雨に降られず帰って来れた、ラッキー😆」みたいなことを呟いて何になるのかなって。
「よかったね」という人もいれば、まさに雨に降られててんてこ舞いの人もいる。傘がなくて困った顔で空を見上げている人もいるかもしれない。電車のダイヤが乱れて予定が狂っちゃった人がいるかもしれない。
服を新調したのにずぶ濡れの人、水溜りに思いっきりハマった人、車のタイヤで汚れた水がかかってしまった人……、私とつながっている人で困ってない人が0人のわけがない。
震災の時に届いた1通の衝撃メール
こういう時、いつも思い出すエピソードがある。東日本大震災で震災した友人が、当時の話を語ってくれた。
震災直後からいろんな人が心配してメールをくれた。でも、携帯電話の充電もままらない。返信できる電気も時間も限られている。「大丈夫?」の連絡でグングン携帯のバッテリー残量が減っていくことに困ったと。
そんな連絡の中、彼女の怒りを買ったのは、一斉メールによる友人からのライブのお知らせ。
「◯◯ちゃんから久しぶりに連絡がきた。心配してくれてるんだな。嬉しいなと思って開けたら、□月△日にライブをやります。良かったら来てね的な内容で、こっちは水も電気も止まってるっていうのに、なにコレってさすがに切れたわ」って。
自動一斉メールだってことは友人もわかっている。でも、もし私が受け取った立場だったらやるせないな。そして、発信する側だったら知らず知らずに友人を傷つけてしまった事になる。それも何に悪気もなく……。
SNS疲れは相手と自分との比較から始まる!?
チェックするだけで時間を消費しちゃうので、私もなるべく見る時間をセーブするように気をつけている。疲れてはいないけれど、SNS疲れをしている人の話を聞くと「リア充」に打ちのめされるという意見を少なくない。
気持ちが落ちている時だと尚更、嫉妬や自己否定感が増すツールになってしまうのかもしれない。
疲れているな〜と思ったら携帯を自分から離れたところに置く。数時間でもサイレンスにするとかね。
人も携帯も心地いい距離感って、相手やその時の自分の心境で違ってくるなぁって思う。
と、大祓の雨降りデーに原稿も書かずに、つらつらと綴ってみました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。明日から7月ですね。