見出し画像

【不運】不憫な引越しの繰り返しに嫌気がさす人生

こんにちは。

春野太陽です。


突然ですが、読者さんは今までの人生で

何回引っ越しをしたことがありますか?

ずっと実家にいて引っ越ししたことがない人。

進学とともに引っ越ししたことがある人。

転勤を入れるとしょっちゅう引っ越ししている人。

新しい街や物件が好きでこまめに越す人。

いろんな方がいらっしゃると思います。


どの形にしても、

【衣•食•住】の【住】を大きく担う役割として

望んだタイミングや場所に越せるのがベストですよね。


しかしそんな私は、今までの多くの引越し、

ひとつとして自分が望んでした引っ越しではなかった…。

悲しい事実です。

ここからは私の引越し遍歴です。


1度目の引越し。大学進学で初の一人暮らしです。
地元から遠く離れた大学だったので、引っ越しは当然の選択でした。
でも、それ以前に私の心に1番にあったのは
『さっさとこの家から出て親との関わりなくしたい』という気持ち。
楽しいキャンパスライフのための引越しというより、この年齢で毒親と喧嘩にならずに合法的に家出する手段としての進学引越しという意識が強かったな。


2度目の引越し。社会人になる時です。
大学と同じ市内にある職場でしたが、
この時すでに精神疾患をわずらって数年で、
朝早い通勤がきついのが分かっていたので
職場の近くに越しました。
この時だけは少し夢や理想を持って引っ越しをしたのかも知れない。
この時病状は寛解。なんとか現役で大卒。
これからこそ、自分で稼いで親と関与せずに暮らせる私の人生の本番だと腕を回していた頃でした。


3度目の引越し。引越しの理由は入居者トラブルというかストーカー被害。
だから急いで別の物件に引越し。
毎朝4時ぐらいから聞こえてくるおっさんの大声。うるさいし気になってカーテンを開けた時にたまたま目が合ってしまいました。
その後、早朝に私の部屋のインターホンを鳴らされて無理やり部屋に入られようとすることもあった。
どうやらその怪しいおっさん、大家さんと同居してる親族らしいというのが物件仲介業者に確認した後わかりました。(大家さんも同じアパートに住んでるタイプの物件)
あんな不審な行動をとる男が同じアパートにいるなんて怖すぎる。大家にも仲介業者を通して私の不安を伝えてもらいましたが、どうにもならず。交番に巡回もお願いしましたが、恐怖で外出できず。
このアパートの立地もデザインも家賃も好きだったのに、嫌な理由で退去することに。


4度目の引越し。死にたくなって実家に戻ってきました。
新卒一年目は当時コロナウイルスが広がり始めた頃。
【平日働いて週末は知り合いみんなとご飯して!】なんて大人を想像していたのに、
毎日電話をひたすら取って(コールセンター)他人と会話せず帰宅して寝るだけの繰り返し。
自分の虐待&精神病の人生も頭にかすみ、
『なんのために仕事を頑張らなきゃならないのか。頑張ったって何も変わらないじゃないか。私の存在は親や会社にこき使われて病気になるまですり減らされるためにあるのか?』などと思い始めたら死にたくなり、無意識に父親に短文で『もう死にたいわ』と送りつけていた。すぐに父親から連絡が来て、そのまま翌日には実家に帰省。


5度目の引越し。ついに親との絶縁です。
死にたくなった私を実家に戻してくれた父親。
でも、毒親は毒親。実家に保護してくれて一瞬優しさの行動を見せてくれたように思えたけれども、同居しててあまりにも会話の通じないことやら…。そりゃあもうひどいもんだった。宇宙人か赤ちゃんと会話してるみたい。
もともと幼少期から私とまともな会話をしてこなかった親なんだもん。今更親ヅラしたって手遅れなんだよな。
そんなふうに同居を一年続けているうちに、父親の顔を見ると殴りたくなるくらいの衝動に駆られてこのままだと自分が親を殺すか自分が自殺するかをしそうだったので、急いで物件を決めて絶縁をすることにしました。


6度目の引越し。グループホームへの入居です。これが今最新。
結局絶縁して2年ちょっとは普通のアパートの普通の一人暮らしをしました。
でも、やっぱり再就職で障害者雇用されても、うまくいかなかったしどんどん症状は悪化する日々。
結局仕事はできないとドクターストップもかけられ、これからの生活をまた見直さなくてはならなくなりました。
すごく快適に暮らしていたアパートだったけど、働けないことや支援の目が近くにないと不安なことからグループホームという選択を余儀なくされた。受け口があっただけありがたいけど、望んだ引っ越しじゃないんだよな。




私の今までの引越しはこんな感じです。

•親と離れたかったから
•不審者の覗きにあったから
•死にたくなったから
•絶縁を決断するときがきたから
•働けなくなって施設移籍を余儀なくされたから

私の気持ちで決めた引越しというより

どれも不憫な理由で引越しするしかなかった感じ。



こんな切羽詰まった理由で引っ越しを重ねてきて

その度に何度も荷物を移動させてきて住所変更の手続きをいろいろ回って、もうへとへとだよ。


改めて見返すけど、6回も引っ越ししてんのか。

しんど。



私もしてみたかったな、夢のある引っ越し。

『犬猫と住みたいからペット可のところ住もう!』とか

『収入上がったし立地がいいとこに越すか!』とか

『理想の間取りが見つかったから引越ししよう〜ワクワク!』

『同棲•結婚するから二人で住む部屋一緒に決めるぞ!』


みたいな、そういう明るい理由での引越し

してみたいですよ。。。


もう引っ越しは勘弁。

1番長く暮らせた引越し先は最初の大学時代4年間住んだアパートだけだわ。。。

それ以外は半年とか1年とか2年とかで望まぬ退去。


私の本当の定住地、終の住処はどこでしょうか。



2024.07.27(Sat)
春野太陽

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?