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海外情勢は常に気にして見たほうが良いと思う

あくまでも個人的な意見です。
(全部個人的な意見なんですけどね)
今回は海外情勢についてちゃんと見た方がいいよーという発信です。
特に今回は中東です。

日本のニュースはあまり海外のことを報じない

特にこれっていうニュースはないと言えばないのですが、ここ2ヶ月で、続けて中東に閣僚がいきました。
7月に岸田さんが中東(サウジアラビア、カタール、UAE)に行きましたし、最近も林(元)外務大臣がサウジアラビアに行きました。

海外のニュースについては、首相や大臣が外交のために海外を訪れたときに主に扱われますが、「海外のA国とB国が首脳会談した」とか「C国がD国に技術提供」みたいな話がほとんどで、最近では米露中北ウくらいしかないんじゃないでしょうか?
あと最近は災害系のニュースが多いかなと思います。

裏を返せばそれくらいのニュースしか日本では放送されないし、ニュースメディアにも上がって来ないんですね。
だから能動的にこちらから情報を取得する必要があるなと思いました。

ちょっと余談

海外情勢をしっかり見るにあたり、ロイター通信やCNN、AP通信、Al Jazeeraなどの海外のニュースメディアも見るようになりました。
yahooニュースは国内のニュースメディアではあまり扱っていない情報が見られると思っているからです。
ただどこが発信しているのかや情報が本当なのかについては精査しながら見ないといけないと思います。

さらに、映像や原文からちゃんと情報を受け取れるよう、英語のリスニングとリーディングはできるようにならなくちゃなと思い、最近は英語のポッドキャストを聴きながら生活しています。
自動翻訳でも良いのですが、そこに頼り切るのも自分の能力を下げることになりますし、将来的にあまりよくないなと思いました。
僕の英語力は中学で止まっているので、まず耳を慣れさせることから始めています。
自分の脳みそをひたすらいじめたいと思います。

中東がなんで大事か

ここからが本題といえば本題です。
中東がなんで大事かというと、大きなところで原油の依存をしているからです。
2023年7月の原油の輸入の95.2%を中東に依存しています。
(残りはアメリカからです)

原油を加熱処理する段階でガソリンや灯油、軽油、重油などに分類されます。
ここら辺は僕も詳しくないのですが、こちらの記事を参照ください。


ここ数ヶ月はガソリンの高騰が話題になりました。
そもそもガソリンへの課税制度が問題ということもあるのですが、円安の影響もあり、高騰が続いているということです。

そもそも原油の価格は誰がどう決めているのか?
ということですが、価格は市場の需要と供給のバランスによって変動すると言われていますが、市場の需要が増えるか、供給量が減るかのどちらかでも変動するということですね。
なので、どういう時に需要が増えるのか、どういう時に供給量が減るのかを確認する必要があるかなと思います。

OPEC

OPEC:石油輸出国機構というのがあります。社会の教科書やテレビで聞いたこともある人はいると思います。
ざっくりで申し訳ありませんが、ここが中東の原油の供給量を決めています。
(他にも原油輸出国がどのようにしているのかは興味がある方は調べてみてください)

これはJETRO(日本貿易振興機構)のサイトからも確認できます。
あまりニュースにならなくてもこういうところが出している情報は参考になります。
やはり自分から情報を取りにいく姿勢は大事かなと思います。
ここでも普通に情報は出してくれているのですが、サウジアラビアの原油の自主減産を少なくとも2023年末まではするようですので、今後もどうするかは注視したいところです。

ちなみにOPECプラスという枠組みでは2024年末まで減産する方針は維持するようです。

ただ一方で、石油需要は拡大されるとの予測がされています。

とはいえ、原油については西欧の息がかかりまくっていますし、ここらの関係性については別途記事にしたいと思います。
また、アメリカのシェールガス革命、シェールオイルの生産によって、現在ではアメリカが原油の生産量についてはサウジアラビアを抜いて世界第一位になっていることだったり、ロシアがウクライナ侵攻によってヨーロッパへの天然ガス輸出を止めていたり、また、中国にもシェールガスが埋蔵されており、ここらも含め、世界の原油周りの話には敏感になっておいた方がいいかなと思います。

僕の認識では中東の状況としては「原油を採れる状況だが、採っていない」という状況だと思います。
ここについては書いていきたいと思います。


どこで一番使うのか?

原油と言いますか、大きくまとめてエネルギーをめぐっては、昔から戦争の切り札的なものとして使われてきました。

オイルショックもその一つです。
中東近辺の戦争のためにエネルギーとなる原油の輸出を禁止したことによる影響が世界中に広がり、原油価格が高騰、世界中で政治的・経済的な影響及ぼしています。
日本もしっかりと影響を受けまして、トイレットペーパーの買い占めとか映像で見たことがある人は多いんじゃないかなと思います。

逆に言い換えると、原油によって世界中の政治的・経済的な影響を操作することもできるということにもなります。

例えば、原油の原産国でないA国とB国戦争をしたとしましょう。
A国もB国も原油の輸入はC国に依存しています。
戦車や戦闘機はエネルギーを多く使いますから、A国もB国も調達が必要ですが、原産国がA国への輸出を止めたら・・・
A国はもうどうしようもないですね。

簡単な説明ですが、それくらいの影響は容易の想像できます。
(本当はもっと多国が絡んで複雑なものですが・・・)

ここから若干怪しい話です・・・。

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