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偏食など食事にまつわるものすごいストレス
「ごはん何がいい?」と聞くと、長女は必ず「カルボナーラ」と答える。
嫌いなものは、野菜、くだもの、きのこ…嫌いな食べ物の方が多い。カルボナーラには異常なこだわりを見せて、毎日でも大丈夫だ。
今日の夕ご飯のリクエストは次女はハンバーグ、長女はカルボナーラ。次女はカルボナーラはもう飽きた、と言う。そりゃそうだ、週2、3回食べさせられている。夫と私は年齢のせいもありこってりクリーム系パスタはきつい。
「夕飯はハンバーグにしよう。明日のお昼ご飯をカルボナーラにしようね。」と私が言うと
「じゃあごはん食べない。」と長女。
このやりとりでどっと疲れるしうんざりする。
ご飯を作ってくれる人の気持ちも考えられないのか、年下の次女の気持ちだって考えて欲しい、中学生とは思えない言動だ、これを許すことはASD云々じゃなくてワガママじゃないのか……。
偏食でこだわりが強い子の食事を作るのはものすごいストレスが溜まる。
特に2月末からの休校期間はすごいストレスだった。三食作らなければならないだけでも大変なのに、毎日毎日カルボナーラカルボナーラカルボナーラ………
さらにもう一つこだわりがあって、長女は絶対に朝ごはんを食べない。食欲があまりなくて、水分もあまり取らない。こちらが気をつけないと起きてからずっと水分を取らず尿も出ないということもある。空腹とか喉が渇くことに対する感覚の鈍麻なのだそうだ。
おいおい生物としてどうなん??(涙)
休校期間は運動量が低下する、ますます食欲が低下する、ほとんど食べない、で筋肉もなくなっていき体重が減っていった。
そんな休校期間中のある日、「ご飯だよ」と私が呼び娘が「いらない。お腹空かない。」と答えた瞬間に私の中で感情が爆発した。
もうやってらんない。成長期なのに体重が減っていることへの心配と不安、毎日毎日偏食の子相手にご飯を作り続けるストレス。
泣きながら子育て支援センターの育児相談に電話してもう限界だと訴えた。
後日、支援センターの心理士さんと面接での相談。そこで言われたのは
「今のままでは点滴になるだろう。それよりは毎日カルボナーラを作って食べてもらう方がいい。医者も同じことを言うだろう。」
だった。点滴か、割り切って毎日同じ物を食べさせ続けるか。現状ではとにかく内容云々ではなく彼女に食べてもらうこと優先と。
そうか。しかたないんだな。ただ家族が娘だけならいいのだけれど、私は栄養やみんなの好みや家計を考えて毎日ご飯を作る立場。
でも、しかたないんだな。
納得できないけど無理やり納得させて、帰り道にブロックベーコンや生クリームを買い溜めした。
そういえば私は料理が好きだった。もともと食いしん坊だし、レシピ本や料理サイトを見るのが好きで、いろんな食事を作ってきた。でも最近めっきりそんな気持ちが湧かなくなった。自分が料理が好きだったことを忘れるほどに。
食べないことや偏食は中学生になってからひどくなった気がする。
こだわりやかたくなさを持つ娘との生活は、こちらが「食べなくてもえーわ。同じ物だけでもえーわ、生きてりゃえーわ。」と諦めないととてもしんどいのだ。
ちなみにカルボナーラはこちらのレシピがおすすめです。