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【中学受験】全然塾が決まらない…結局どう決めた!?の巻

もう決まらないかと思いました。笑
妥協するしかないのかな…と諦めかけましたが、親子で納得のいく塾に決められました!良かったー!



塾選びの条件


まずは家族で話し合って、条件を決めました。
我が家の条件は以下の通りです。

・むすめは個別が嫌なので集団塾にする
・生活リズムが崩れない時間帯で通えるところ
・保護者と塾の連携がまめに取れるところ
・習い事が続けられるところ
・防犯面で安心なところ
・できれば合格実績が明確なところ

細かくあげればキリがないので、まずは大まかに決めました。一番は生活リズムが崩れないところ!4年生から崩れてしまっては、受験まで体が持たないと思うので…健康第一です!

塾探しの流れ


①場所の確認


最寄り駅にある中学受験塾はなんと1校でした…。
最寄り駅から電車で2駅行けば、だいたいどんな塾でも揃っています。
ただし、通うのに最短でも30分くらいはかかってしまうと思います。

②塾へ説明を聞きに行く


むすめの性格等を考慮し、まずは2校ほどに絞って実際に塾へ足を運びました。HPから資料請求をすると、だいたいの塾は電話をかけてきてくれます。そこで、日程を決めるといった感じです。

③体験授業を受ける


塾に説明を聞きに行くと、体験授業を勧められます。私が行った塾は全て、その場で体験授業の申し込みができました。ちなみに、教科は全て算数にしました。比較しやすいので、同じ教科にした方がいいかなと思いました。正直、最初は説明だけでもいいかな?と思っていたのですが、絶対に体験はするべきだと実感しました!その理由は、以下に書いていきますね。


1校目:E校

こちらは最寄り駅から2駅先の塾です。時間割を確認して、2駅先でも通わせられそうだなと思い、真っ先に連絡をしました。 
塾長の方が親切に話をしてくださいました。たぶん一時間くらい話したと思います(笑)
終わってから私はるんるんで、この塾に通うことばかり想像してました。気が早い…(笑)

そしていざ、体験授業の日!
今思えば、親も一緒に見学できたのがこの塾だけでした。
少人数の塾なので、生徒さんはむすめ以外に2人だけでした。
授業はとても良かったです。むすめも分かりやすかったと言っていました。

ただ、生徒さんの一人が…すごかったのです。
初めはシャープペンを異常にカチカチさせるところから始まったのですが…だんだんエスカレートしてきてネガティブな発言が増えたのです。先生が何か言うと、必ずネガティブな言葉を返すといった具合に。
例えば先生が「このサイコロを振ったときに…」というと「サイコロなんか普通振らないよ!」とか。先生がサイコロの絵を描き始めると「なにそれ?ダンボール?サイコロに見えない!」とか。これが授業の終わりまで続きました。生徒さんも、もう癖なのかな…と思うくらい自分でも止められない感じでした。何かストレスでも溜めてるのかな?と心配になるくらい。
先生ももちろん注意してくれました。最終的には「授業妨害だぞ!」と(笑)
この生徒さんが退塾しない限りは、ずっと持ち上がりで同じクラスなので正直きついなと思ってしまいました。ここで、体験授業の大切さが身に染みたわけですね。


2校目:e校


アルファベットも大文字小文字に分けると、より一層塾名がハッキリしちゃいますね(笑)
ここが、最寄り駅にある一番近い中学受験塾です。
公立中高一貫に強いと聞くこちらの塾ですが、私立コースもあるそうで話を聞きに行っていました。
なんと、自宅からすぐ着きました!(あたりまえ。笑)
対応してくださった先生はとても素敵な方でした。
テキストは最近リニューアルされたそうです。各教科月1で配られるそうで、親も管理しやすそうなのと持ち歩きが軽くて魅力的だなと思いました。私立対策としては、テキスト内にちょこちょこ私立の過去問が入っているという点でした。
そして、塾内の防犯対策が徹底されていました。トイレの清掃を徹底するとか(カメラ等仕掛けられないように)、教室内で先生と生徒は二人きりにならないとか、連絡先の交換はしないなど…(うろ覚えですみません)。エレベーターも受付の方が生徒さんと一緒に乗っていました。
ここなら、むすめの生活リズムも崩さず健康面も安全面も保障されるのでは…!と、またもや私はこちらに通わせる気満々になっていました(笑)

いざ、体験授業です!親は見学できずなので、待機です。
塾から出てきたむすめにさっそく話を聞こうとすると、



「ここは絶対に嫌だよ!!!」



と、まさかの涙目。
え?え?え?どうしたーーー!?!?
むすめは「雰囲気が怖かった」とのこと。どうやらあとで知ったことだったのですが私語禁止の塾だったんですよね。発言は挙手制なんだとか。
私の調査不足でむすめに伝えられていませんでした。ごめんよ。
つまりは、誰かがお喋りしていて厳しく注意されている場面が何度かあったそうです。それが怖いと感じたようです。静かに勉強したい子にとっては、とてもいい環境ですよね。質問もしやすくしているのだと思います。
でも私はむすめの感情を大切にしたかったので、こちらの入塾も諦めることにしました。


3校目:N校①


もう伏せてる意味もないと思うので言いますが、こちらは本部系です。笑
正直、入塾テストのある塾を候補にいれてませんでした。むすめが勉強に前向きではなかったので、テストがあると2月からの入塾が難しくなるかな…と思ったからです。
ですが、あまりにも決まらないので急遽N校も候補にいれました。
そうと決まれば、すぐに話を聞きに行きました!笑
こちらの塾長さんもとても親身になって話を聞いてくださいました。もう「塾探し、わけが分からなくなってます…」と正直にお話もしました(笑)

私としては、一番学習内容が魅力的だったのがN校です。中学受験塾ですが、受験用の詰め込み学習ではなく、考える力をつける、中学受験より先の学びにまでつなげてくれるようなコンセプトが素敵だなと思いました。
特にテキストが独特で、私はすごく気に入りました。読んでいて、私が楽しい!笑
「□いアタマを○くする」の意味がよくわかるテキストですよね。
ただ、むすめにはどうだろう…という不安はありました。文章が多いと、それだけで苦手意識が生まれるタイプなので。
こちらの校舎はクラスが少なめ、提出する宿題はないとのことで、そこはむすめに合っているかも?と思いました。

4校目:N校②


N校①とは反対方面の2駅先に関東系の校舎もあるので、こちらにもすぐ話を聞きに行きました!
こちらはなんといっても、クラスが多い…!4年生でも5クラス以上はありました。同じN校でも校舎によって全然違うんだなあ…と驚きました。
最初に本部系で話を聞いてきたということもありますが、勧誘されたりも特になく、穏やか〜に15分ほどで説明が終わりました。笑
人の多さにびっくりですが、先生も生徒さんも元気がよく明るくて、すごく雰囲気のいい校舎だなあと思いました。
ただ、むすめは大人数が苦手なので「まあ、ここはないだろうな…」と思いながら帰りました。

むすめが決めた塾とは?


3校目と4校目も体験授業を受けて、むすめが最終的に決めた塾とは…


なんと
4校目のN校②でした!!!!!!!


親が一番びっくりです。笑
体験授業を終えて校舎から出てきたむすめが唯一「ここにする!」と言った塾です。
正直ここが一番ハードなのですよ…難関中の合格実績も多く出ている校舎なので…。
そのことをむすめに伝えると、



「一番厳しいところなら、それだけ合格する可能性が高いってことじゃない?」 



と言ったので、またまた親はびっくりです(笑)
勝手に心配しすぎていたなあと反省しました。
とにかくむすめの気持ちは、勉強は嫌だけど、どうしても行きたい中学に合格したい、そのためなら厳しい塾でも頑張る!ということらしいのです。

あとむすめの決め手は「楽しい雰囲気の授業で、うるさくて落ち着きのない生徒さんがいないこと」だったそうです(笑)N校①では、ちょっと落ち着きのない生徒さんがちらほらいたようで。


日能研(決まったので名前を出します。笑)は、先ほども書きましたが塾のコンセプトがとても好きです。テキストも魅力的でした。それと、私が話を聞きに行った塾の中で日能研だけが唯一ハッキリと校舎別の合格実績を出していました。さらにクラス別でも合格実績を出していたので、すごいなあと思いました。濁さない、正直なところも信頼できる要素かなと感じました。


それから冬期講習を申し込み(冬期講習はとても楽しかったようで2日目にはもう友だちができていました。笑)、毎日復習を頑張って、無事入塾テストに合格することができました!
受験に合格したかのように、家族みんな大喜びでお祝いまでしましたよ(笑)



親がどんなにたくさん下調べをして、話を聞きに行き、なんとなく「ここがむすめに合ってるかも!」と思っても、やっぱり最終的な決め手はむすめが体験したときのフィーリングでした。
親ができるのは、最初に通える塾の候補を絞ることくらいかもしれませんね。

持ち帰るだけで腕が筋肉痛になるほどの量


2月からの通塾に不安もありますが、親子で楽しみな気持ちの方が強いです。むすめは筆記用具やノート選びに夢中です(笑)
とにかく、決まって良かったー!!!!!





(いつものことですが)長くなってしまったので、次回は塾選びの際参考にさせていただいた書籍やサイト等をさらっと紹介したいと思います。さらっと!です。


ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!少しでも誰かのお役に立てますように。













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