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もし今日、地球が滅びるのならば。【PJさん企画「もし〇〇後、地球が滅びるとしたら……」】参加記事。
「タカバタケ」の全体イメージを敷きつつ、
③【太陽膨張】+【AI】の2ワードが含まれるもの。 でショートショートを綴ろうかと。それでは、🔗記事以下、 #二次創作タカバタケ 参ります。
観測される毎に記録を更新していく。例えばそれが、何かに挑戦した人の軌跡ならば、それは称賛を受けつつ公表されるだろう。しかし、太陽膨張、フレアが宇宙空間の闇を焼き付くさんが如くに肥大する現象は、人々の恐怖心を煽り、その心を凍らせていた。
人々の精神安定を図りたい、気休めであっても。そんな願いから開発されたのが生成AI、アルデバランである。
今から数世紀前に超新星爆発と共に宇宙のチリへと還った惑星の名を冠したAIは、人々と向かい合う。正確には、アルデバランの開発スタッフが向きあうのであるが。
Question:この世紀末現象において、
私の存在意義はどこにあるのでしょうか?
自分はいてもいなくても、どうでもよい
存在に思えてくるのです。
何かアドバイスをください。
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Answer:あらかじめ出ている答えは、
人間の人生にプラスとは言えないでしょう。
哀しみも虚しさも、全てあなたの人生です。
否定せず、自分を大切にし、
愛してあげてください。
あなたの人生が喜び多きもので
あることを祈念します。
「……こんなものでご満足いただけるのかねぇ」
研究員Aは、そう呟くと文字入力を終えた。その様子を見たB研究員が「あれ?アルデバランが対応したんじゃなくて、お前が?AIに何かトラブルでも?」と質問する。
「いや……アルデバランが対応してもよかったんだが。通り一遍の文句じゃ拙い気がして、文言を補足したんだ。俺の文言も決まり文句に過ぎないがね……」
Aの言葉が静かな室内に谺した。その声に、Bはただ黙って頷いた。
これは。技術開発がめまぐるしく、不安も増大する。太陽膨張が叫ばれる、とある世紀の零れ話だ。
彼らには明日がある。だが、もし今日、地球が滅びるのならば、彼らは、そして我々はどのような日々を過ごすであろうか。
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変わるか、すがるか、足掻くのか。それとも坦々と同じ時間を最後まで過ごすのか。その選択の自由は、最後まで個々の手に委ねられている。現在は、未だ混迷と不安の闇の中、曖昧模糊として、その行方は知れない。
拙稿題名:もし今日、地球が滅びるのならば。
総字数:940字
よろしくお願い申し上げます。
以下、私的イメージ画(AIアート、MicrosoftCopilot)を二点上げてみます。
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