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真白ききみは【青ブラ文学部 | お題「白ワンピの女の子」】参加記事

貼付記事以下、拙い詩編を参ります。

何色にでも染まるようでいて
何物も寄せつけず
目に痛いほどの白をまとい
白いワンピース姿のきみは
今ぼくの目の前で微笑んでいる

その眼差しが  淀んだぼくの心を射貫くようで
陽光を避ける夏の迷い人のように
ぼくは君から目を逸らした

泳ぐには少しだけ早い海に行こうと誘った心
その底に沈む澱を水面みなも
浮かび上がらせてしまう前に
ぼくは立ち上がり  君の顔を見つめる

まだ間に合うのだろうか

そう思い淀むぼくの心を知ってか知らずか
まだ何も始まってはいないわと

そう言って   きみは笑った


詩編題名:  真白ききみは

よろしくお願い申し上げます。



ヘッダー画像と同時出力のAIアート。MicrosoftCopilotによる生成です。


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春永睦月
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