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谷川俊太郎さんの訃報に触れて。
SNOOPY、Peanutsについては何度か記してきましたが、私が「彼ら」と、その翻訳者である詩人・谷川俊太郎氏を意識したのは、月刊SNOOPYという雑誌でした。
参考:鶴書房(Wikipedia)
Peanutsコミックは、私が通学していた中学校の図書館に蔵書があり、冊数が多いこともあり借りることで読破しました。今もオリジナルの文庫は手元にありません。成人してから購入したものが、ヘッダー画像の「SNOOPYのもっと気楽に」(講談社文庫)です。
子供のころから触れてきたPeanutsの翻訳(邦訳)は、作者チャールズ・M・シュルツと交流のあった谷川俊太郎。今では色々な方の手による翻訳が出版されていますが、私の中では谷川さんの言葉が今も息づいているのです。
谷川俊太郎の詩集についても、Peanutsコミックと同様、図書館で読書し、手元で所有しているものは少ないのですが(恥ずかしながら)手持ちの内の一冊を撮影しました👇
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『クレーの絵本』から、一編の詩を選び、一部を引用いたします。
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない
谷川さん。あなたについて、恩師と仰いだ方が語られた言葉を今思い返しています。
「日本において【詩で飯が食える】詩人はそう多くない。その一人が谷川俊太郎なんだよ」
そちらで語らうことがあれば、そうした文言も話題に昇るでしょうか。尽きせぬ感謝を抱き、私はこれからも自分の時間を生きて参ります。哀しみ苦しみ怒り、それらを抱くことができる自由を噛み締めながら。
谷川俊太郎・写真詩集『生きる』全文 https://t.co/vRlXZTuH7d
— 春永睦月 Harunaga Mutsuki (@HarunagaMutsuki) November 18, 2024
引用を。
“生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ”…
恩師と仰ぐ方は、谷川俊太郎さんより2歳年上でした。
この記事をそっと張っておきます👇
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谷川さんと「出逢った」のが1970年(ファミリアがスヌーピーぬいぐるみを日本で発売開始した年)、先述の言葉を聞いたのが30年前。
今も私は拙い言葉を綴っています。身に余る遺産を抱きしめながら。
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