兆しの香り【青ブラ文学部:お題「冬の香り」
山根あきらさん、お題をありがとうございます。貼付記事以下、参ります。
冬の香り、この言葉から思い起こす事柄があります。北国の者に特有の感覚かもしれないのですが、冬が来る香りがするということが実際にあるのです。
その時はいつも空気がピンと張り詰めて、気温が下がっただけではない雰囲気が大気中を覆っています。自分を取り囲む空気、自分の頭上にある空の中に、氷の粒があるのが、鼻腔から伝わるのです。
それは、地上が白く覆われる少し前、天から冬の訪れを告げる報せのように。冬の香り、雪の香りが風の中に漂うのです。その兆しから少し遅れて、冬の使者=白い雪が空から地上へと舞い降りるのです。
2025.1。今冬、冬の香りを初めて嗅いだのは、2024.11であったと記憶しています。今は冬の風に紛れて感じ取れぬそれに再び出会うまでには、10ヶ月以上の時を必要とする、それが北国の冬、その兆しです。
拙稿題名:兆しの香り
総字数:352字
よろしくお願い申し上げます。
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