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ポストに放り込まれたマリア――書き仕事の日々2

学生時代の友達とか独身時代の仕事仲間に、私が書き仕事をしてると話すと、すごく驚かれる。
「え~っ?そういう子だったっけ?」
「そういうのずっと目指してた?」
(そういうのっていうのは、まあ、文学的な?っていう意味)

答えはNo。

文学少女ではなかった。「趣味は読書」と胸張って言えるほど、読書してないし。本の好き嫌いが激しすぎるし。
漢字は、覚えられないし書けない。文法も意味不明。読書感想文は、課題図書が読み終わらないし、何を書けばいいのかわからない。
共通一次(センター試験ね)の国語の点もよくなかった。現代文の読解問題は、今でもお手上げ。特に評論なんて、壊滅的な惨状。

そんな私だったから、当然、ペンとか紙とか創作活動とか、いっさい興味もなく、
小学校入学前の元気あふれる男子二人を育てながら、のほほんと専業主婦をしていました。

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2,006字
2023年1月現在22記事(1記事平均1800文字程度)。書き仕事のヒント、執筆裏話などなど。

「榛名しおりはこんなふうに二十数年書き仕事してきました」を、かっこつけずオープンに。何かが、少しでも、どなたかの書き仕事のヒントになってく…

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