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書き仕事の日々

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「こんなふうに二十数年書き仕事してきました」を、かっこつけずオープンに。何かが少しでもどなたかのヒントになってくれれば。昔読んでいただいた方には、その時代に戻って懐かしんでもらえ…
2025年1月現在25記事(1記事平均1800文字程度)。書き仕事のヒント、執筆裏話などなど。
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#小説

資料の海原から浮かび上がるヒストリカルロマンス――書き仕事の日々25

私は、史実からヒントをもらいながらフィクションを書くのが好きで、 二十数年そのようなもの…

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歴史物を書く時、頼りにしたもの3つ(ネット以外)――書き仕事の日々24

歴史物を書こうとするとき、ほしくなるのが資料。 たとえ架空の世界の物語を書くとしても、そ…

はるなしおり
3週間前
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在宅ワークに病んだら、5分間だけお皿を洗ってごらん――書き仕事の日々 21

二十年以上、在宅で書き仕事をしてきました。 在宅ワークはね、すばらしい面もあるんです。時…

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「書き仕事の日々」目次とあらすじ その1~20

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『視点揺れまくり』問題――書き仕事の日々20

『ロクサリーヌ夜話』を書く直前(2010年)、編集さんに言われました。  「はるなの書く話は…

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一つのせりふを書いた瞬間いきなりどぉんとふってきた一冊分のロマンス――書き仕事の…

港近くの居酒屋。二階は娼館。 主人公の青年は、先輩のガッシナさんに連れられ、どきどきしな…

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少女向け「ライト」ノベルとしては、やや「ヘビー」すぎる、そんな設定――書き仕事の日々18

やや体調を崩して、書いていたシリーズを続けるのに苦労していた2005年、 処女作『マリア』が、文庫をかえてまた出版されることになり、 あちらこちらを手直しするついでに、十数ページほどを書き足しました。 そして、結局ボツになってしまった『ゲルマーニア伝奇』の完結編を、 公式サイトに少しずつ公開することに。 2年と少しかけて、(できはともあれ)2009年になんとか完結。 たくさんの人に読んでいただき、本当にありがとうございました。 (その後さらに書き直し、書き足して、2020

メロヴェの劣等感が、マリアの劣等感よりもやっかいなのはなぜか――書き仕事の日々17

『エドエマ』を書き上げた次に、何を書こうか、いつものように手探りしつつ、どうにも未完の『…

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「カサブタ」がはがれるまで――書き仕事の日々16

昔ラジオを聞いていたら、誰かがインタビューに答えておられました。 「ぼくはそういう「カサ…

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左目だけで書くようになって、4年――書き仕事の日々15

左目だけで書くようになって、4年。 私、榛名しおりは、右目の中心視力がありません。

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出版された自分の本は、二度と読み返したくない――書き仕事の日々14

出版された自分の本を読み返すことは、できればしたくありません。 本を手に取ったり、カバー…

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ボツになった原稿を、自分のホームページ上で無料公開した昔話 ――書き仕事の日々13

昔々。 (正確には、2002年8月から2003年12月にかけて) 『ゲルマーニア伝記』というシリーズ…

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150ページほど書いたあたりで立ちはだかる謎の壁――書き仕事の日々12

処女作『マリア』などを書いたワープロ「NEC文豪」が天寿を全うした頃、ようやく家庭用のパソ…

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目を閉じて息をひきとる瞬間、自分をほめることができるかどうか ――書き仕事の日々11

新しい本が出るたび、大丈夫かな、みなさんに気に入ってもらえたかなあ、あそこらへんがまわりくどかったかなあ…あそこ説明が足りなかったかなあ…などなど、あれこれくよくよ考えます。 もちろん自分なりにいつもベストは尽くしているけれど、いつまでたっても自信が持てません。「どうだ書けたぞ」って気持ちには、とてもなれない。 でも発売後しばらくして、たくさんの感想が届き、ようやくほっとします。ありがとうございます。とてもうれしい。 もちろん、お叱りの感想もあります。 アレ伝の最後の最後で