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書き仕事の日々

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「こんなふうに二十数年書き仕事してきました」を、かっこつけずオープンに。何かが少しでもどなたかのヒントになってくれれば。昔読んでいただいた方には、その時代に戻って懐かしんでもらえ…
2025年1月現在25記事(1記事平均1800文字程度)。書き仕事のヒント、執筆裏話などなど。
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#アレ伝

「お蔵入り」した美少年のお話を――書き仕事の日々23

『書き仕事の日々20』で、「視点揺れまくり」問題について書きました。 すなわち、 「はるなの…

はるなしおり
1か月前
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「書き仕事の日々」目次とあらすじ その1~20

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一つのせりふを書いた瞬間いきなりどぉんとふってきた一冊分のロマンス――書き仕事の…

港近くの居酒屋。二階は娼館。 主人公の青年は、先輩のガッシナさんに連れられ、どきどきしな…

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少女向け「ライト」ノベルとしては、やや「ヘビー」すぎる、そんな設定――書き仕事の…

やや体調を崩して、書いていたシリーズを続けるのに苦労していた2005年、 処女作『マリア』が…

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目を閉じて息をひきとる瞬間、自分をほめることができるかどうか ――書き仕事の日々1…

新しい本が出るたび、大丈夫かな、みなさんに気に入ってもらえたかなあ、あそこらへんがまわり…

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だってジョージクルーニーが私の頭の中でそう言った――書き仕事の日々10

史実にからめた歴史物を書いていると、苦労することが多い。 小道具なんかはその最たるもので…

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愛すべき登場人物だらけだった『アレ伝』――書き仕事の日々9

「アレクサンドロス大王が、フェニキア人の港湾都市テュロスを陥落させた」 この史実を軸に、物語を進めよう、と決めたとき、はるなの頭の中には二つのエピソードがありました。(二つしかなかった、というべきか) 一つは、ロマンス。 とはいっても、実は、全然主役ではない二人のロマンスでした。(カイとエリッサのエピソード。七巻(最終巻)に出てきます) ところが、カイと敵対する側にハミルという大親友をおいてみたら、 あれよあれよというまに話をハミルに引っ張られ、とうとう主役の座を奪われて

上下巻のつもりで書き始めた『アレ伝』――書き仕事の日々8

処女作『マリア』に続いて、なんとか2冊を書き上げ、さらに雑誌にのせる短編もなんとか書き上…

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