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体の中で起こっている事

こんにちは春名整骨院です!

上の写真は先日撮った夏の終わりの雲の様子です。不思議な形で綺麗だったので、つい撮ってみました。

今月は「体の中で起こっている事」というお話です。

今回は体の中のお話なんですが、少~し違った目線から見た、皆さんが知っているようでも意識すること無く行われている働きについてです。

まず体は食事から取る栄養などを原料にして、体の中でエネルギーを作っています。

そのエネルギーを使って一番優先される事は「生きる事」すなわち命を守る事です。

その中でも重要なのは、恒常性を維持する事なのですが、恒常性って何?と思う方もおられると思います。

恒常性とは、環境の変化が起こっても体の状態(例えば体温、血圧、脈拍など)を一定に保とうとする働きの事です。

それが今年の夏のように暑さが厳しい状況が続くと、体の熱を上げないように働くため、エネルギーの消費が激しくなります。

そうなると体は疲れて、それが進むと夏バテになり、さらに恒常性が維持できなくなると熱中症となり、命が危険になります。

また「自分はそんなに疲れは感じないよ!」と言われる方もエネルギーの消費が激しい事は変わりません。

なので運動に必要なエネルギーや、筋肉の疲労とダメージの回復に使われるエネルギーの供給が二の次になり、不足した状態で体を動かすことになります。

暑い中で動くと、日常的に行っている動作でも筋肉にかかる負担は大きくなり、痛みなどが でやすい状態になるのです。

このようにエネルギー消費という視点から見ても、前回お話しした「適切に体を動かす」事や、体のバランスを良くする事が、体を強くしたり 無駄なエネルギー消費を抑え 回復を早める効果につながり、体の負担を減らす事ができるのですよ!

この恒常性を維持するために頑張ってくれている自律神経にも相当負担がかかっていて、恒常性が乱れる事が様々な体の不調の原因になっているのですが、このお話はまたの機会に...

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