骨折の衝撃とそれでも回復する人間の凄さ-4-
リハビリを開始して数ヶ月。
少しずつ普段の生活ができるようになってきた秋も深まるころ。
「もう、怪我したところがわからないくらい綺麗に治ったね。」と、リハビリの先生から嬉しいお言葉が。
担当の先生からも、「うん。もう十分曲がるようになったし、生活も支障はない?」「じゃあ大丈夫ね。」とお墨付きをもらった。
これにて、私の半年に渡る通院生活が幕を閉じたのでした。
* * *
そして年も明けた現在。
手の動きが必要なものごとへの支障はなく、なんとなくの痛みも徐々に感じなくなって、ほぼ完治!
こんなに自然な形に綺麗に戻るなんて、「人間ってすごい。」その一言。
一生でぜっっっっっっっっっったいに経験したくないと思っていた骨折でしたが、思いがけず自分で経験をすることになり、人生の経験値が上がった。
そういうことにしておきます。
怪我とともに一緒にできた怪我による血豆やかさぶたの痕なども、少しずつ自然な肌色に戻っていき、「肌ってこうやって修復していくんだな。」とまじまじと自分の体の変化を目の当たりにして、驚きとともに、感動さえも覚えるほど。
少しずつ、怪我の痕がなくなっていく中で、経験を忘れないために(本当に痛かったから、きっときっとあの痛みは忘れないけど。)記録を残せたので、満足。
ちなみに、労災はめちゃくちゃ至れり尽くせりということも、ここに記録しておきます。
かかったすべての診療代、装具の購入費、通院の交通費までも保障され返金される仕組みで驚きました。労災の制度ってすごい!
そしてなにより、怪我をした当日の手当から最後の書類のやりとりまで担ってくれた、労務を担当してくれている一緒に働くスタッフにも大いなる感謝を!
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