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【東大読書】本の読み方の参考書

積ん読がたくさんあるのに読みたい本がどんどん出てきて読むスピードが全然間に合ってない。さすがに読書習慣をつけようと決めた8月1冊目は『東大読書』(2018)。

この本は「大学生の間に本20冊読みます!」と豪語していた私に、「ただ20冊読むんじゃなくて、選びぬいた20冊を読んだ方がいいよ」と尊敬している先輩が本の選び方の本としておすすめしてくれたもの。

たしかに『「読むべき本」の探し方』という章には、本を選ぶ際に今年のテーマを決めて読むとよいことが書いてあり、なんとなく社会人になる前に知識をつけたいと思っていた私は「何の知識」、また上段の「社会人を迎える時にどんな状態になっていたい」が考えられていないなと思った。

しかし、その前の『地頭が良くなる「東大読書」の5ステップ』という章では。私が今面白そうと思い購入した本を受け身で読んでいたことを痛感させられるくらいに読み方にも種類があることを学べた。

仮説作り、取材読み、整理読み、検証読み、議論読みの5つがスゴい読み方として取り上げられている。

・記者になったつもりで読む=常に質問を考えながら読む姿勢

私は週に7~8回mtgがあるのだが、ただ議事録に書いてあることを報告するだけになっていることが多いことに課題を感じている。今月の目標である「質の高い1ヶ月にする」では、mtg時での発言量などの項目を振り返るようにしているのだが、ただ存在しているだけで受け身になっているなと思った。それは、本を読む時も一緒で書いてあることを鵜吞みにするのではなく、「なんで?」「どういう意味?」と常に問いを持つことが大事だと感じた。

・姿勢を正して読む

昨日寝ながら本を読んで寝落ちしてしまった私には耳が痛い話だった(笑) 本を読む姿勢を正すことで集中力も増す。眠たい時こそ姿勢正しく、!

・一言で表すことができるかできないか=短い言葉で言い表せなければ理解していないのと同じ

私は本を読む時必ずメモを取るのだが、ただ文章丸写しになっているなと思った。確かに響く言葉は残しておきたいという気持ちはあれど、自分の言葉でまとめるというのは理解度も違ってくると思う。(これは、私が就活生時代にこだわっていたこと。自分の納得した言葉でなければ、魅力を伝えきれないし、緊張している面接で人の言葉はど忘れしてしまう。)

・帯コメントを作る

今日のnoteのタイトル「本の読み方の参考書」はこれを意識してつけてみた。毎回の読書記録はタイトルにこだわろうと思う。

そして気づいたことが1つ。私は小学校の国語のテストで何気なく整理読み(要約読み)をしており、「〇〇字以内で抜き取りなさい」「〇〇字以内でまとめなさい」という問題は割と得意だったということ。元々幼い頃から本を読むことが好きで、国語の教科書の授業で取り上げなかった読み物も読んでしまうほど活字に抵抗はなかった。「〇〇字以内でまとめなさい」の問題に関しても、「あ、最初と最後ねOK,OK」とコツを掴んでいた気がする。それが今できていない?と感じるのは、本を読むことが作業化しており、昔ほど楽しいと感じなくなっていることもあるのかなと。小説からビジネス書へと読む物が変わり、勉強のため、いかに素早く読みインプットできるかに注力しすぎていた。ただ読んでいても結局すぐに内容は忘れてしまうし、「〇冊読んだ」ってマウントとっても知識となっていなければ読んでいないのと一緒。早く読むではなく、自分の知識とするべくかみ砕いた読み方が私には必要だと感じた。そして、その本の読み方が参考書のようにいくつも書いてあるので気になった人はぜひ。

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