私の障害である吃音と短歌

突然ですが、私には言語障害があります。
「吃音症(きつおんしょう)」というものです。
吃音とは、どもること。Wikipediaによると、

吃音症(きつおんしょう、英: stuttering,stammering)とは、言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状を示す[1]。

とあります。また、「どもること」という表現をあえて使いましたが、

日本国内においては吃音、どもりとも言われているが、特に近年「どもり」は差別用語や放送禁止用語とみなされており[5]、公の場で使われなくなってきている。

現在は差別用語とされています。

なぜ自分の障害について書いているかというと、吃音にまつわる短歌を詠み始めて、それを紹介したかったからです。
最近ある出来事があり、自分の障害を短歌にするという選択肢を初めて知りました。
自分のことだから、短歌にしてもいいのは当たり前のことなのですが、私は今まで詠んでいなかったのです。

短歌を詠んでいるときは、障害のことを忘れていたからという理由もあります。
吃音がある私は、言葉がうまく話せません。
だけど短歌でなら、すらすら話すことができます。
自分の考えや感じたことをそのまま形にできるのです。
それってすごいことです。

今回、吃音について日々感じていることも短歌にしてみました。
それを連作にして、短歌サークルあみもの三十一号に投稿しました。
こちからからぜひご覧ください。



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