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サカモト教授

どうして今思い出すことなのか、
そして、なぜ今まで思い出せなかったのかと
不思議でたまらないのですが

最近のYouTubeのライブ配信を見ながら
「この感じ、過去の何かに既視感を覚えるんだけど、なんだったかな〜?」
と思っていたのです

今朝、洗面台で化粧水を塗りたくっているときに、
それをようやっと思い出しました

サカモト教授

ご存知でしょうか?
サカモト教授


かの坂本龍一さんも「教授」と呼ばれており、
坂本龍一さんの音楽もわたしが好きなのは間違いないのですが

かつて、ニコニコ動画の生放送(以下、ニコ生)で、
ゲーム音楽を即興で生演奏していた配信者さんが、
サカモト教授です

わたしはゲーム音楽が大好きです
すぎやまこういち先生、植松伸夫さん、浜渦正志さん、光田康典さん、伊藤賢治さん、桜庭統さん、鈴木慶一さん、田中宏和さん、安井洋介さん、戸高一生さん、Tim Follinさん
心から尊敬をしています

わたしがエレクトーンを習っていた頃は、
ドラクエやFFの耳コピできる曲を、
それっぽい音色を自分で考えて弾いていました
(なので恐らく、今も相対音感は持っていると思います)(絶対音感なのかはわからない)

当時の流行りのJ-POPには目もくれず、
じぶんの耳が「これはイイ!」と思ったゲーム音楽をずっと追っていました
(高校生でカラオケに行くようになってから、ようやく薄れました)

社会人になってからニコニコ動画を見始めて、
かつてのわたしがやっていたようなことを、
更に洗練してニコ生でやっている人がいる……!
それが、サカモト教授です

サカモト教授はわたしの2つか3つ年上の人なので、
わたしの知らないファミコン世代のイイ曲や、
わたしがプレイしたことのないスーパーファミコンのイイ曲、
わたしも好きだと思っているゲーム音楽などなど、
たくさんのゲーム音楽を弾いてくれました


ニコ生のコメント欄には
弾いている曲のゲームの解説、
ゲーム内でのネタ話、
その当時の思い出話など、
たくさんの話が流れており、
『コメント職人』という、ちょっと特殊な技術を使ったコメントを書き込む人もいましたね〜

サカモト教授はコメント欄から生演奏する曲をリクエストしていたのですが、
一度だけ、わたしが書き込んだリクエストコメントを拾って演奏して下さったことがあり、いたく感動をしたことを覚えています
(確か、リクエストしたのはファミコン『天地を喰らう』のラストバトルの曲だったはず)(スルメ曲)

サカモト教授は絶対音感をお持ちの方なので、
自分のレパートリーにないゲーム音楽を
コメント欄からリクエストをして、
選んだ一曲をその場で音源を聴いて楽譜に書き起こして、演奏をすることをしていました
(その一連は『ラーニング』と呼ばれていました)

わたしはこの『ラーニング』が大好きで、食い入るように見ていました
まっさらなところから、
もの凄いスピードでコードやメロディーを拾っていって、演奏に落とし込んでいく様子は職人技でしたまさにプロとか天才の所業
ずっと見てられます

サカモト教授のニコ生は、
確か毎週末の9時くらいからだったと記憶しているのですが「お約束」の流れがありました

例えば、

ドラクエ4のカジノBGM→大当たりSE→宿屋に宿泊SE→アッテムト鉱山のBGM
(カジノの大当たりは夢だったメドレー)

タクティクスオウガ『明るさの限界を突破』→FF13『閃光』→FF5『ビッグブリッヂの死闘』→FF4『プロローグ』
(ニコ生が終わる前の〆曲メドレー)

のような「お約束」の流れです

お約束の流れに合わせた「お約束のコメント」もあって、その場に参加している一体感や安心感みたいのを感じていましたね〜

わたしは『PIERROT』というV系バンドも大好きで(キリトと潤くんが好き)、
ライブに行くと会場全体でやる振りがあるのですが、あれみたいな感じでした
(『adolf』と『EMEMY』は未だに聴くと体が勝手に動く)(躾けられてる)

……思い出せばこんなに語れるのに、
なぜ今まで思い出せなかったんでしょう
不思議です

ってか、今でいうところの「推し」ですねこれは

今も時々サカモト教授のXを覗き見ては、
お元気そうなことへの安心感と、
ライブ配信、いつ復活してもええんやで? (チラッチラッ
という思いでいっぱいです

サカモト教授のライブも観に行きたいな〜


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