#67 365日,8760時間

68投稿

noteを始めて一年が経った。

ベルギーで日々感じたことを文章として蓄積したり、自分がわかりやすい人間であるために、”返信を求めない発信”をしよう、という思いで書き始めてから1年、時間にして8760時間。今日で68投稿目となる。一体どれだけのことを積み重ねてこれたのだろうか?
そして次の1年、8760時間で何をインプットし、アウトプット(蓄積)させていこうか。(偶然にも!)色々な区切りがついた、note2年目の節目の日に、次の8760時間について少し考えてみたい。

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この1年でインプットしてきたことは何か?と考えると、主なものとして修士論文関係のことと日々の生活でのことが挙げられる。

修論なら、テーマにしていた「農業と環境」「農産物認証」に関連する知識、研究すること自体、またそれを伝える技術ではないか。

日常生活では、学生や社会人など様々な立場の友人とのかかわりの中で見てきたそれぞれの生き方(人は日々何を考えながら生きているのか)や、自分が積極的に取り入れてきたミニマルに暮らすことやお金についての情報だろう。

そこからアウトプット(蓄積)してきたことは何か?

・修士論文とゼミ発表のために作成した資料

・noteの今までの投稿

・noteに投稿していないメモ

(・お金の記録)

(・旅行や料理などの写真)

だろうか。

振り返ってみたら、思った以上にアウトプットしてないじゃん!という反省はさておき、(この程度でも)これまでのアウトプットから得られたことは、自分はどんな人間であるかということだ。文章を書くという行為によって、また過去のnoteを読み返すことで主体的にしか見えない自分を少し客観的に見ることができるようになった。自分を取り巻く状況も、心の持ちようも1年で大きく変わっていた。同じ自分だけど、違う。変わっていっている自分が文章として、目に見えるのは少し変な感じがする。

変わり続けることは大事なこと。でも、それでも変わらないものもきっと同じくらい大事なのかもしれない。変わっていく自分の中でも”変わらないもの”・・・一体何だろう。言葉にできない、曖昧なものだけれど確かにある何か。うーん、なんだろう?

(「あなたにとって、変わらないものって何ですか?」って急に聞いても驚かないでほしい 笑 )

ものすごく中途半端だけど、すぐにわかるものでもなさそうなのでしばらくの課題とします。

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ここから先は、いつもの短文雑記。今日の出来事から感じたことのアウトプット。

#短文雑記

進路

3ヶ月くらいまともに家に帰らない生活が続いていたけれど、今日でやっと一区切り。博士課程の入試(と言っても5分で簡単に取り組みたいテーマを話すだけ)が終わった。指導教員でない先生方から様々な視点で質問をしていただいて入試だけどこれからが楽しみになるような時間だった。

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そういえばここ1ヶ月は特にきつかった。それでも時は等しく過ぎるもので、修論提出も発表も、今日の面接もスケジュール通り終了。濃い時間だったはずなんだけど、終わって見ればあっけなかった気もする。

あっけなかった気がするのは、精神的にやられていたから自己防衛として勝手に忘れる機能が働いたのかもしれない(だからいつもポジティブなのかも?)。
博士課程は辛すぎて病むとか、入学したからと言って博士号が取れるわけでは無いとか、、ネガティブな話を聞かされがちだ。それに、悪気はない、将来どうなるの?的なこともよく言われる。けど、そんなのわたしも知ったこっちゃない。予想できる人生なんてたかが知れてるだろう。

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自分のため、関わる人のため、社会のためになるプロジェクトはうまくいく

は、とある人が言っていて思わずメモした言葉。

私は私だから放っておいてくれと思うこともあるし、他人のことはあまり気にならない。
けれど、研究でお金をもらうようになるということは、自分のためだけの研究でなはいということ。私だけでなくて、家族や友人や遠くの誰かが生きていくこの社会に、地球環境に、研究を通してどんなふうに貢献できるのだろう?学術的な研究の意義だけではなくて、もっと根本的なところを新学期が始まるまで、一旦研究内容から離れて考えてみたい。

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来年また、8760時間のインプットとアウトプットがどんな形で表れているのか振り返るのを楽しみに、日々を重ねていきたい。

さあ春休み、先ずはこの本を読む!






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