スタートアップのブランディング #ビタミンゼミ 体験レポート
こんにちは、ちゃんはるです!
はじめてのnoteなので、簡単に自己紹介を!
昨年末より、Camp Inc. で企業のSNSマーケティング、アカウント設計などのサポートをしています。個人でもInstagramで"ひとり飲み"向けのお店をまとめてみたり、いろんな街を歩いて”その土地”を楽しむことが好きです。御神輿も担ぎます。
Camp Inc. (note)
ひとりのみ。 (Instagram)
この記事では、先日私が参加した、多くのスタートアップを支援するビタミン株式会社主宰のゼミ「スタートアップのブランディング」講座について、「どんなことを学んで」、「どんな雰囲気の講義だったのか」をお伝えできればと思います。
私は現在、マーケット型C to C サービスのSNSアカウントを運用しているのですが、まさにこの講座を受けたとき、そのサービスの「リブランディング」を行っている最中だったこともあり、どうやって実際のお仕事に落としこんでいったのかに絞ってお伝えしていきますね!
まず、そもそもですが、このゼミに参加した理由は、マーケティングを体系的に勉強する機会が欲しかったから。まだまだ「ブランディングとは……?」 と模索している初心者なので、間違いなどあればぜひご指摘くださいませ!
ビタミンゼミとは
”スタートアップのマーケティング支援活動を行うビタミンが、2018年から運営するオフライン型コミュニティで、100名以上が参加しています。スタートアップ企業の経営層やCMO候補のマーケターがゼミ生として参加しています(コミュニティへの参加は有料で、紹介制)。ビタミンのCEOである高梨大輔さんと高松裕美さんが、スタートアップ企業の現場で発生しやすい課題を解決する場として始めたコミュニティです。”
引用:https://marketingnative.jp/vitamin01/
↑前回の講義の様子についてはこちらの記事がおすすめです!
ゼミの魅力は、ワークショップなどを通して実際のアクションまで落とし込めるところ
今回の講師は、ブランディングで有名なチカイケ秀夫さん。Twitterで何度もお見かけしたことがある方でした。
「スタートアップこそやるべきブランディング、構築メソッド公開」というタイトルの講座です。
チカイケさんの講座もそうですが、「ビタミンゼミ」の魅力は体系的な学びにプラスして、ワークショップを通じ、現場で使えるノウハウまで落とし込むことができること。。参加者のみなさんもオープンな方が多く、ワークショップの際、はじめましてでペアを組んでも安心してお話ができます。
※今回わたしはオンラインで参加させてもらったので、ワークショップは個人でおこないましたが……。
スタートアップのブランディングは早くやった方がいい。
講義の冒頭で、スタートアップのブランディングについて、チカイケさんとともに登壇したビタミンの高梨さんは
「スタートアップのブランディングは早くやった方が良い。シリーズBに上がる頃にブランディングをやりはじめる企業は多いが、その間の数年間ブランディングしないはもったいない。だからこそ今できる最大のブランディングはやった方が良い。」
と言っています。
サービス、会社が「なぜ存在するのか」を深堀る。
チカイケさんはまず、ブランディングの全体像を掴むために、マップを使って各レベルでの深堀りをしていくことが大事だと話します。
引用:チカイケさんnote「たぶん一生埋まらない『ブランド広告』と『キャンペーン広告』の溝について」
SI=サービス...サービスがなぜ存在するのか
BI=事業レベル...事業がなぜ存在するのか
CI=経営レベル...会社がなぜ存在するのか
この縦列、横列が一貫性、整合性を持つことが大切で、その最初のステップが経営者への原体験のヒアリングだそうです。
原体験のヒアリング(ライブセッション、ワークショップ)
講座内では、その「原体験のヒアリング」についてのライブセッションが行われました。まず参加者の中から代表の1名にチカイケさんがヒアリングのお手本を。サービスの詳細から、事業、会社の価値を「自分的にどう捉えているか」質問して、回答者の考えを引き出していました。(ものすごい速さでホワイトボードに書き込んでいました!)
続くワークショップでは、会場の人たちでペアを組んで、「原体験のヒアリング」を行います。
私はオンライン参加だったのですが、終了の合図があってからも参加者の熱量が高く、時間が足りていない様子が伺えました。
参加されていた方はぜひTwitterやnoteで当日の雰囲気をお伝えいただけると嬉しいです、、!
経営者がなぜその会社を立ち上げたのかまで立ち返る。
今回の記事のテーマ「どうやって実際のお仕事活動に落としこんでいったくのか」で言うと、私が担当するC to Cサービスの”リブランディング”では、当初「どんな商品を扱っているか」「どんなお客さんに届けたいのか」といった「サービスレベル」での会話がメインでしたが、顧客の分析だけではなかなか方向性が決まらなかったので、「経営者がなぜその会社を立ち上げたのか」まで立ち返る必要性を感じました。
これらを整理した上で、各レベルで、伝える相手や打ち出すメッセージを変えていくそうです。
思想の共有は採用時からするべき。
最後に。少し話は代わりますが、私自信経営者と話が噛み合わない、何を考えているかわからないといった悩みを抱えた経験があります。
質疑応答の時間に、マネージメントの立場にある参加者から「新しく参加したスタッフには、どのタイミングから思想を共有したほうが良いのか?」という質問がありました。
これに対し、チカイケさんからは
「採用時から共有すべきだと思う。Twitterで入る前から伝えておくことも大事。」
とのご意見が。
これは逆にスタッフの立場で言うと、マーケティングのみならずどこかの企業に社員として所属する上でも、経営者の想いを知り、そこからレベル(事業、サービス)を上げて会話をしていくことが、採用のミスマッチを防ぎ、担当する仕事に対してのモチベーションコントロールに繋がる鍵になるのではないか、と思いました。