【カナダ留学】インターン留学のリアル
私はcoop留学という、座学のあとにインターンをするという留学プランで現在トロントに留学しています。
インターン留学といっても、インターンが確約されているわけではなくて、日本で就活するのと同じように、自分でアプライして、面接に通って、仕事をゲットしないといけません。
日本では、新卒が優遇されるし、会社に入ってから専門的なスキルを学ぶ、という風潮がありますが、
カナダでは転職は当たり前、すでに持っているスキルと経験が重視されます。
つまり、特にビジネス経験が無く、資格もないような、英語も堪能でない日本人学生が、専門的なオフィスのインターンを獲得するのは本当に大変みたいで、
私の友達も、特にこだわりがなければ、日本食レストランで働いていたりするパターンが多いのが実情みたいです。
でも私は、1年間のカナダ留学で、英語力をアップして、ビジネスの専門的な知識を座学で身につけるだけじゃなくて、将来に生きるビジネスの実践的な経験を絶対に積みたいと始めから思っていました。
まだインターンをゲットできたわけではないですが、インターン探しのためにやってきたことを振り返ってみたいと思います。
カナダでの仕事探し、日本との違い
まず、カナダの仕事探しはいろんな部分で日本とは大きく違っています。
一つ目は、履歴書です。
日本では、履歴書のフォーマットがあって、個人情報と学歴と資格を書く、くらいですが、
カナダでは、決まったフォーマットはなくて、一から自分でデザインする、レジュメというものを作成します。
また、学歴だけではなくて、自分の強み弱みだったり、アピールしたい仕事の経歴やボランティアの経験を書きます。
私は日本でちょっと就活をしていたので、その時にやっていた自己分析等を生かして作成しましたが、
英語力もままならない、生活にも授業にもまだ慣れていない一か月目で仕上げないといけなくて、ほんとに大変でした(>_<)
具体的な内容としては、個別指導の塾講師の経験、サークルのリーダー経験、自分が携わってきたイベント企画の経験、マーケティングインターンの経験、ホテルのバーでのサーバーの経験等を書いてます。
学校の授業のサポートを受けながら、形になるものをいったん作り上げたんですが、
ほんとにラッキーなことに、3カ月目から住み始めたホームステイ先のホストマザーが大学でcoop留学生のサポートをしていて、私のレジュメをブラッシュアップしてくれました。
そのおかげで、今実際にアプライしている中で、周りの友達よりも面接の機会をたくさんもらえている気がします。
二つ目は、仕事の探し方です。
日本と同じく、indeedを使ってアプライすることがメジャーではありますが、アルバイトなどでは特に、店舗に直接印刷したレジュメをもっていって、雇ってください、と直談判するケースもメジャーで、むしろそっちの方が雇ってもらえる可能性が高かったりするみたいです。
あと、indeedでアプライしても、返事もらえる方が珍しくて、面接の機会をもらえただけで、おめでとう!って感じになります。
三つ目は、給与体系についてで、
トロントだと、最低賃金の制度はあるんですが、ボランティアの文化もなじんでいて、
オフィスのインターンだと、無給のものも結構あったりします。
私が行ったこと
ここから私が具体的に行ったことですが、
まず最初の自分の状況からして、現地のオフィスのインターンをゲットするのは結構大変かなとおもったので、まずは日系企業を攻めようと思いました。
その中で、自分の経験も生かせて、自分がやりたいイベント企画とかマーケティング、広告に近い業務ができる職種って考えたときに、留学エージェントで働きたいと思いました。
そこまで狭く絞ると、オンタイムで求人しているところはほとんどないので、自分でトロントにオフィスがある留学エージェントをかたっぱしから調べて、各オフィスのメールアドレスにレジュメ、カバーレター、日本語履歴書、自分が考えた企画書を送りました。
留学エージェントだけで合計で10社くらいアプライしたと思います。
そもそも求人していないところばっかりなので、返事もらえなくて当たり前かなと思っていたんですが、その中で3社から面接の機会をいただけました。
一社目は、業務内容的に私がやりたいことにすごいマッチしていて、よしゃ!!って感じだったんですが、
保障されてる給与が最低賃金以下で、成果に応じてボーナスがあったり昇進があったりするという感じで、設定されている出席率とかセールス目標を達成できないと、給与が減らされるという給与体系で
正直生活費もばかにならないから(笑)お金はいただきたいし、いったん見送って、ほかに仕事が見つけられなければもう一回アプライしようと思いました。
二社目は、面接をしていただいて、けっこういい感じだったんですが、
現在は求人をされていないため、もし必要なポジションができたら連絡をくださる、ということでした。
三社目は、対面で面接していただいて、私の学校の卒業生が現在働いているところで、私の経歴についてとても魅力的だと言っていただいたんですが、
私のCOOP期間が始まるころに、私がする仕事が存在するかが定かではなくて、雇用が保証できないということでした。
面接のなかでマイクロソフトが使えるかどうかの質問をいただいて、そこで
めっちゃ使えます!
って言えればよかったし、実際そんな使えなくても使えますって自分をアピールするのがカナダ流なのかもしれないんですが、
私は自分が本気で自信をもてること以外は自信もってアピールできないっていうか、
それは自分に嘘をついてるみたいですごく嫌で、
大学生レベルのある程度のレベルです、としか言えませんでした。
帰ってから、前のブログにも書いたんですが、すごい反省して(笑)
面接に対するお礼とともに、マイクロソフトのスキルを磨く決意?(笑)と、自分が留学エージェントでやっていきたいことをメールで送らせてもらいました。
その後お返事をいただいて、まだ雇用は決められないけど、二日間の試用期間を設けてくださるとのことなので、そこまでしっかり業界研究とかイメトレとか、できる準備をしていきたいと思います(^^♪
ここまで留学エージェントに対してのアプライを書きましたが、現在はカナダ現地のマーケティング会社だったりにもアプライしていて、何個かインタビューをいただけているので、また別の記事で書きたいと思います!