見出し画像

ASDのぼくは野良猫を保護して鬱が軽減した


ぼくがうつ病でニートだった頃。

そんな時家の庭から「にゃーにゃー」聞こえて来たのが気がつきました。庭にある生ごみの袋を漁っている音も聞こえます。


ぼくは自衛官ばりの匍匐前進で窓から庭を覗くと、そこには一匹の猫がいました

こいつね


目があっても逃げなかったので、窓を開けてみました。すると当たり前のように家の中にひょいと入ってきたのです!

「なんだこいつ!」

パニックになるぼくの雰囲気を察したのか、2階にいく階段を見つけ出し、ウサインボルトの様な速さで2階に避難する猫。


僕と父はそーっと2階に登ると、写真の通り↑の場所にいました。

父は猫が大好きで大歓迎状態。すぐにコンビニに猫のご飯を買いに行ってしまいました。僕もそーっと近寄ると、なんと触らせてくれたのです。

どうやらさっきはびっくりしただけで、かなり人慣れした様子。もしかして飼い猫?と思い耳を見てみると、なんと桜耳の猫でした。

えー?地域猫ってこと?


ご飯を食べて満足したのか、侵入後30分後でこの状態。かなり図太い猫のようです。


母が洗濯ネットにいれて、動物病に連れて行きました。なんか迷子猫の情報があったら保護してもらって、無かったら飼ってしまおうと。


動物病院に行くと、地域猫で、推定5歳だと判明。去勢もされている女の子でした。

迷子猫の情報もなく、「飼っちゃいなよ」と病院の先生に言われたので、一家に仲間入りすることになりました。


何故両親が歓迎したのかと言うと、僕の家は過去に22歳まで生きた先住猫がいたのです。長寿猫として表彰状をもらうくらいの猫です。名前はさくら。女の子です。


貫禄やば

10年ぶりに猫と一緒に暮らす事になり、かなり家が賑やかになりました。精神科ドクターに「両親と折り合いが悪い」と書かれるくらいの僕でしたが、猫の話だと喧嘩することもないのです!


僕も、猫が来てから笑顔が増えたそうです。猫がいなかったら、まだまだ暗闇の中に居たと思います。というのも、自閉症の子にはアニマルセラピーが良いらしく、僕にも有効だったのだと思います。

アニマルセラピーを通じて、自閉症の子供たちが社会的なスキルを向上させることができるかもしれません。例えば、動物との関わりを通じて、コミュニケーション能力や協調性を養うことができるでしょう。- アニマルセラピーを導入することで、自閉症の子供たちの自己肯定感や自己効力感を高めることができるかもしれません。例えば、動物との関わりを通じて、自分にできることや自分の存在価値を実感することができるでしょう。

AI機能使った


そこから大学受験勉強できるくらいには鬱が回復して、今の大学に合格しました。猫のおかげでニート脱出したのです。


ただ、人慣れしていて、これからもっと懐いてくれるんだろうと思ったのですが、この子はサバサバ女子だったようで、大人ということもあり、赤ちゃん猫みたいには甘えては来ませんね。もう2年も一緒にいるけども!

そこも可愛いですけど

何このピンクの化け物?


猫が来てから、二次障害の鬱が少し良くなり、表情が増えた僕たちのお話でした。

この子の名前は「モカ」です。

春野モカという名前は、この子から取っていました。



この後、モカが持ってきたノミやダニで家が占拠されて、身体中痒くなるのは、まだ先の話。(既に煙で駆除済み)

ほぼ大病院占拠

いいなと思ったら応援しよう!

ASDの大学生 春野モカ 
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!

この記事が参加している募集