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距離とメシ

まだ2月だけれど、今日は歩いているとうっすら暑いくらいで、外では水遊びをしている子供すらいて、季節がよくわからなくなる。

さて、外出支援の仕事でみなとみらいの周辺を歩いていたら、ベンチに「PHYSICAL DISTANCE」と書かれているのが目に入った。

英語の「social distancing」は、文字通りに受け取ったら「社会的な距離をとる」だけれど、たぶん、あれ? ちょっと待って、と思っているうちに定着してしまって変えられなくなった用語で、そういうのを「misnomer」というらしい。ところで、「social distance」は社会学の言葉で、人と人との間にある心理的な距離のことらしいから、日本で言われている「ソーシャル・ディスタンス」は二重にややこしい。以上は受け売りの知識を疲労したんですが、「身体的な(物理的な)距離をとること」を英語で言うと「physical distancing」でしょう? どうして日本では名詞化してしまうんだろう? 「距離」がどうした? あ、うちに帰ってきたオヤジが「メシ」って言うのに近いのかしらん。

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