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眠る話の続き
昨日は後半、話が逸れてしまった。
何時間眠れば満足かというのには個人差があるらしいという話はよくある話だ。しかし、眠りは時間ではかれるものだろうか?(という話もよくある話かもしれないが書いてみよう)
ぼくは自宅に帰って、いつもの家族の寝室で眠ることができたら、ひとまずは休まるようだ。
外で、いくら眠っても、自宅で眠るほどには快復しない。
それがホテルでもゲストハウスでも、親しい人の自宅でも、故郷の家でも、いま自分が住んでいる家には遥かに敵わない。
自宅というのは、相棒のようなものだろうか。家が、文字通り人を守る。人のからだ、心、いろんなものを、守ってくれているのだろう。
また話が逸れた。
眠りは、ようするに、深さが大事なんだろう。
長さじゃない。長さは測れる。しかし、深さは(じつは)測ることができない。測ることができるのは浅いところだけで、深くまでゆくと計れなくなる。
長さは、横軸だ。それに対して、深さは、縦軸だ。そう考えてみる。
たとえば、本をつくって、何冊売れたというのは横軸だ、測れる。
しかし、縦軸はやはり測れない。いや、絶対にわからないものではないはずだ。しかし、測ろうとしているとわからないはずだ。
何でも、横軸を基準にして進めようとしたら誤るのではないか。実際、その通りになっているから。
だって、やむを得ないではないか、と言われるかもしれない。
やむを得ないと考えて間違えてきた末の惨状が今だ、と考えると、なんだかしみじみする。荒野に立って、さぁ、どうしようと途方に暮れているのだと考えたら…
(つづく)
「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"、1日めくって、6月27日。昨日、ベタが亡くなった。
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