南福岡車両区を観察する
今回は、Twitterでフォロワーさんから提供していただいたネタについて書いていきます。その内容は、
南福岡車両区を観察する
です。よく考えてみると、新幹線の博多総合車両所にはよく行くのに、それほど離れていない在来線の南福岡車両区にはあまり行ったことがありませんでした。なので、個人的にとても良い機会をもらえたと思います。
ついでに駅を通る車両たちも撮ってきたので、そちらもぜひ見ていってください。
いざ、南福岡へ
2022年7月9日、気持ちいいほどの夏晴れの中観察に行きました。実際は暑くて気持ちいいなんて言ってられなかったんですがね。
電車で南福岡に向かいます。春日を過ぎると、なんだかおもしろいルートを走り始めました。
こんな感じで上り本線を外れ、上り大蔵線を走行し出しました。大蔵線は特急の待避をスムーズに行うための線路のようです。ここを走っているところに遭遇したのは初めてだったので、新鮮でした。
その後、乗車電は南福岡駅4番線(待避線)に停車。ここで特急の待避をします。
後続の特急を通過させたところで、乗ってきた電車も出発していきました。
南福岡駅と南福岡車両区
南福岡駅は、博多から3つ南にある駅で、普通·快速の停車駅です。ホームは3面5線になっていて、
1番のりばが下り本線
2番のりばが下り待避線
3番のりばが上り本線
4番のりばが上り待避線
5番のりばが回送の一時的な留置線
となっています。
この駅では、車両基地·運転区が隣接していることから、一部の電車の増結や、普通·快速電車の乗務員交代も行われます。
駅西側には広大な南福岡車両区の留置線·検修庫が。そこには普通車両をはじめ、特急用の車両も留置されています。また、福岡·北九州エリアで見る車両の大半は、ここ南福岡車両区の所属となっています。それゆえ、ここの所属車両の総数は662両。莫大な数ですよね。
南福岡車両区の観察
南福岡駅5番のりばからは、留置線がよく見えます。そこから留置されている車両を見ていきましょう。
最初には大量に増備して415系を淘汰する予定だったが、なぜか10編成で製造がストップした元イカ釣り漁船、821系です。ふだんはあまり見かけませんが、さすがは所属区。それなりに留置されていました。
実はこれだけでなく、こんな所にも。
どこにいるか分かりますか?
正解は、検修庫の中でした。この赤い円の中に、821系の尾灯が見えると思います。どうやらちょうど検査していたみたいです。
5番のりばから見える範囲だけで、821系が10編成中3編成もいました。個人的にはめっちゃラッキーです。
カメラの画質の問題などで、分からない部分は○で表しています。
真ん中のBm363編成は、JR九州が誇る最新D&S列車、「36ぷらす3」の専用編成として787系Bm15編成から改造されました。もともとの787系より濃い黒の塗装と金のメッキが特徴的で、787系の高級感をさらにアップさせたような印象を受けます。そして、編成番号と車両番号を「363」にするというこだわりも、JR九州らしいですよね。
ハウステンボス色の783系の編成番号はCm21~25なので、そのうちの1編成ということは分かります。なのでCm2○編成という書き方にしました。
ここに写っている787系も783系も、もうかなり車齢が高いのですが、まだ後継の車両についての情報は出ていません。これからもたくさん走ってもらいたいです。
ここ南福岡に留置されている車両の中には、回送としてきたものはもちろん、ここまで客扱いをしてきたものもいます。そんな車両の一部は、行先が「南福岡」のままで留置されることも。このRm1108編成も例外ではなく、表示が南福岡のままになっていました。
話が変わりますが、この記事を書いている最中(7月11日)、Twitterで「Rm1108·Rm1109編成KK(小倉工場)入場」という情報を入手しました。これが何を表しているか分かりますか?
そう、最近南福岡所属の813系200·1000·1100番台がどんどん被害を受けている「ドア付近の座席を撤去し、編成番号を+2000する」という改造が行われる可能性が高いということを表しています···。実はRm1108編成は過去に乗ったことのある編成なので、個人的になんだか思い出が消えていくような気がしました。次対面する時には、Rm3108編成としてになるのでしょうね。
個人的にいちばん車両基地らしさが出ている写真だと思います。ですが、画質、構図はこの有り様。編成番号が分からない編成ばかりになってしまいました。でもまあ、そういう雰囲気は出ているので、そこだけは良しとしましょう。
唯一の783系のハイパーサルーン色貫通改造車であるCm35編成です。前照灯を点けていましたが、動きとしては軽い入換程度でした。
全体をざっと見た後もしばらく観察を続けていると、Pm8105編成が入換を始めてこんなところに行きました。
なんと洗車機を通っていきました。新幹線では何度か見たことがありましたが、在来線のは初めて見たので、このときはとても興奮しましたね。
5番のりばから見えたのは、このくらいです。
実は、南福岡車両区は南福岡駅近くの路地から裏側が見えるんですが、いろいろあって行けませんでした···。詳細は後で説明します。
いちおう参考までに2021年4月に撮影した写真を載せておきます。
2021年4月に行ったときには、787系の増結用中間車や、783·787の逆エンドが見えてたようです。行くのを忘れていなければ、36ぷらす3の逆エンドや、編成番号が見えなかった813系の編成番号も見えていたのかもしれません。
博多総合車両所との比較
僕がよく行く博多総合車両所と今回行った南福岡車両区。どちらも車両基地です。なので、せっかくなので2つを比較してみようと思います。
①共通点
大量の留置線がある
洗車機がある
検修庫がある
隣接する駅がある
その施設に所属する車両がいる(博多総合車両所にはW7系を除くJR西日本の全新幹線車両が所属)
このくらいでしょうか。
上の3つは車両基地として機能するうえで必ずいるものなので、当たり前ですがどちらにもあります。
隣接する駅があるのが共通というのは、博多総合車両所の隅に博多南駅が存在するからこそ言えた要素です。仮に他の新幹線車両基地と比較したならば、共通とは言えません。
②南福岡車両区のみにある要素
一部の留置線の横にある車両の屋根が見える台(上のほうのたくさん車両が写っている写真を参照してください)
普通から特急まで所属する車種のバリエーションが豊富
複数の編成がときどき縦列停車している
こんな感じです。
南福岡車両区には415·811·813·817·821·783·787·885と8種の形式の車両が所属しています。対して博多総合車両所にはN700·700·500の3種しか所属していません。このことから、南福岡にいかに多くの形式の車両が所属しているのか分かると思います。複数の編成が縦列駐車するのは、1編成あたりの編成長がバラバラなことがきっかけで起きます。南福岡所属の編成は、3~7両とかなりばらつきがあります。なので、留置線が仮に7両ギリギリの有効長でできていたとしても、3両編成が2編成縦列駐車できてしまいます。よりたくさんの編成を留置するための工夫ですね。
(追記 航空写真を見ると、博多総合車両所でも8両編成どうしが縦列停車しているのが確認できました。そのため一部を消しています。)
③博多総合車両所のみにある要素
留置線の有効長が16両対応で長い
鉄道車両にすべき全ての検査の設備が整っている
スイッチャーによる車両移動が行われる
こんなところです。
留置線の長さについては、ただ16両対応なだけではありません。新幹線は1両あたりの車両の長さも在来線車両より長いため、在来線用の有効長が16両の留置線より長くなっています。
博多総合車両所は、「総合車両所」というだけあって、2日に1回の目視だけで行う交番検査から3年に1回の分解までして行う全般検査まで、全ての検査をできる作りになっています。
また、博多総合車両所では、全般検査明けの車両など通電させていない車両はスイッチャーで移動させています。それに対して南福岡車両区では、あまり大規模な検査を行わないうえ、スイッチャーも見当たらなかったので、おそらくスイッチャーでの移動は行われていません。
(余談ですが、JR九州の在来線車両は、大規模な検査を小倉総合車両センターで行っています。)
比較してみると、規模の違いなどもあってけっこう相違点もありました。これが同規模の車両基地どうしの比較になってくると、もっと共通点が増えるんでしょうね。
南福岡車両区観察はここまで。ここからは、駅で撮った車両の紹介です。
南福岡駅撮り鉄記
813系
既に座席撤去、編成番号+2000化されている元1100番台です。運転台の反対側にも人が立っているのが見えますよね。研修でしょうか。
813系の中でも最少数タイの番台、300番台の次男です(もう1つは1000番台)。Rm301~303の3兄弟の末っ子は、ワンマン対応+座席撤去でRm3503編成になってしまったので、この編成も今後の動向が気になります。
Rm302編成の後ろに連結されていたRm106編成です。Twitterでは6月9日のKK入場以降、目撃ツイートが無くて分かりませんが、ドア番号が撤去されていることから、その時に重要部検査または全般検査を受けています。だからか、とても前面の赤の塗装がピカピカに見えました。
ここで、前面中央の貫通扉の下、渡り板に注目してみましょう。813系は外観が0·100番台、200~1000番台、1100番台の3つのグループに分けられます。
0·100番台はいちばん三戸岡さんの案を取り入れているため、渡り板には物理的に溝ができています。
対してコストカットや保守点検の簡略化に力を入れて飾りを一部カットした200番台以降は、この溝は無くても大丈夫という判断のもと、この溝は黒い線に変更されています。
この他にも細かい差違があるため、813系は編成番号を見なくても外観だけで番台まで特定できてしまいます。なんだかおもしろいですよね。
Rm009編成です。回送幕で5番のりばに入線してきました。そしてこの後ろに連結されていたのが···
前に出てきたRm1108編成とともにKKに入場した、Rm1109編成でした。つまり、この編成も一部の座席が撤去され、Rm3109編成になる可能性が高いということです。本当に残念。
その回送とほぼ同時刻、3番のりばに区間快速海老津行きが入線してきました。座席が撤去されてもドア番号が残っている、Rm2205編成です。近頃は番台にかかわらずドア番号を撤去する動きが出ているので、この外観もあまり長くは続かないでしょう。
この後、初めて見る光景を見ることになりました。
なんと、回送と海老津行きが並走して駅を出ていったんです!めちゃくちゃカッコよかったです。しかも、写っている車両は全て813系。統一感があって最高でした。
こっちはドア番号も取られた座席撤去車、Rm2225編成です。ドア番号が無いだけで、かなり寂しくなりますよね。
後ろ3両はドア番号が無い0番台、Rm007編成でした。813系の中でも数少ない、JR九州が自社の小倉工場で作った車両です。
200番台のラストナンバーだったRm2236編成です。200番台だけでも36編成108両が製造されているのは知らなかったので、知ったときは正直驚きました。
インパクト大な4ケタゾロ目のRm2222編成です。ドア番号が残っているため、けっこう初期に座席撤去をされている編成だと分かります。
813系はここまでです。
811系
前面の白、スカート、パンタグラフ、台車、どこを見てもピカピカなPm103編成です。おそらく全般検査を明けて間もないので、しばらくリニューアルは行われないでしょうね。
Pm8編成です。0番台で唯一、日立製でリニューアルされていない編成です。その後ろに連結されているのは···
ぐんまのPトップはEF65-501、福岡のPトップはPm1編成。そう、トプナンでした。個人的に、この編成との遭遇率は高いように感じます。
初期にリニューアルされた編成のペア、Pm1504編成とPm7609編成です。そのため、両編成ともに、前照灯がLEDに換装されていません。
RED EYEについてですが、Pm7609編成は、線路の状態を確認できる「列車巡視支援システム」が搭載されています。
もう1つのPm8105編成は、それに加えて車上4Kカメラを使用した「電車線路モニタリング装置」が設置されています。
これらの装置により、営業運転をしながら線路などを検測できるようになり、保線作業の簡略化が実現しました。すごいですよね。
前照灯がLEDされている2000番台、Pm2010編成です。よーく見比べてみると、前照灯未点灯時にも見た目の差が生まれていますね。
811系もここまで。次は白の仲間です。
817系
三戸岡デザインの通勤型で、外観がいちばん落ち着いていると思う817系。南福岡所属の3000番台は、唯一の3両編成の番台になっています。
817系6連で統一感があったので、縦構図で編成全体を撮影しました。異種混結でステンレス車体が入るとこんな統一感は生まれないので、けっこう好きな写真です。
以前、817系の行先表示器を作った記事を上げましたが、まだ一部納得いっていない部分があります。なので、そこを修正するための資料集めをしました。
↓行先表示器を作った記事です。
見ていて思ったんですが、JR九州の車両は、3色LEDの故障が少ないですね。
新幹線だと、こんな感じで色がおかしくなったり、一部が消えたりといった故障をよく見ました。これに比べると、817系はしっかり表示が出ていることが分かります。
少し話がそれてしまいました。元の話に戻ります。
この編成は連番で連結されていました。偶然でしょうけど、なんだかいいですよね。
817系はブラックフェイスだから、連結用のホロが全然目立ってません。そのため、他形式と比べてかなりすっきりして見えます。
Vm3005編成です。この電車は快速ですが、たしか途中ららぽーと福岡の最寄りである竹下に臨時停車する電車でした。
ららぽーと福岡とジ·アウトレット北九州。鹿児島本線の沿線に一気に2つのショッピングモールができました。それによって遅れの少ない電車の利用も増えたことでしょう。
リニュPのPm2010編成との連結面を入れたカットです。白がゆえに茶色の汚れが目立っていますが、それも817系(白缶)っぽさの1つなんじゃないでしょうか。
817系はここまで。次は賛否両論あるアイツです。
821系
留置線から5番のりばに出てきたUm001編成です。表示はなんと「試運転」。え、まじで!?
とりあえず博多側エンドを撮影。
側面の表示器を撮ったものの、全部幕切れで撃沈。近すぎると切れやすいのかなぁとか思いながら、二日市側へ。
二日市側エンドに行ったものの、前照灯は点いていませんでした。そのうえ運転士もいません。なら尾灯側を後々点けかえて先頭にして走り出すだろうということで、最初のポジションに戻りました。
ちなみに右にある銀の棒は、ミニ三脚の脚です。
ですが、この後事件が。
なんと、点けかえることは無く、そのまま二日市方面に向かいました。ただ残るのは、三菱フルSiC-VVVFの静かな磁励音のみ。せっかく貴重な機会だったのに、見事にミスりました。
でも、落ち込むのはまだ早い。気づいた方もいるでしょうが、2番のりばに821系がまだいます!!
目先の物に全て持って行かれる僕。それに伴って起きる悪夢。この後たった数分で、僕はいくつかのミスを犯してしまったのでした···。
今まで821系に乗ったことがなかった僕は、帰りの乗車電としてこれに乗ろうと決めました。
5番のりばの階段をダッシュで上り、コンコースを早足で進みます。今まで使っていた入場券を改札に突っ込み、すぐさまICカードを改札に優しめに叩きつけ、間に合うように2番のりばへ。
とにかく乗れればいい、その一心だったため、階段を下りてすぐにある案内板も見ず、即乗車しました。
そこで僕は気付くのです。「やべぇ、南福岡の裏手の路地行ってねぇ。」と。
ICで入場したので出るのが面倒なことを察した僕は、裏手の路地は後日行くことにし、今回は帰ることにしました。
また、正面の写真を撮ろうとするも、案内板を見ておらず発車時刻を把握していなかったため、置いて行かれることを危惧して撮れませんでした。ですが、Um008編成だったことだけは覚えています。
なんてこった···これではまるで目先の餌で釣られる魚かのよう。自分の冷静さ、観察の計画の甘さが出たひどい終わり方でした。
暗い雰囲気になりましたが、まだ記事は終わりませんよ。特急には触れてなかったですからね。
かもめ(787系·885系)
時系列がおかしいですが、ここからもまだ駅にいるときに撮影した車両たちになります。
最初と同じ理由で、また後ろの写真です。今回は正面に日が当たって、一部が白飛びしてしまったた写真が多くなってしまいました。
特急としてではありませんが、基地に引き上げるBm2編成です。やっぱり787系の先頭車は、屋根に入るところが特殊な形だなと感じました。
1回ホーンを鳴らし、最徐行で基地に入っていきました。
西·北·東九州を網羅する振り子装置付きのスピードスター、885系です。この編成は、塗装が剥がれてこんなものが見えていました。
青い塗装の中にぽつんと現れた黄色い点。実はこれ、昔の名残なんです。
この記事を見てもらうと分かりやすいんですが、もともと885系Sm1~8編成(ライトが小さい編成)は今と違い、かもめ専用の車両として、今の青い部分が黄色く塗られていました。
885系がかもめ用·ソニック用に分かれていた名残は、けっこう随所に見られます。外見で簡単に分かるのは、ノーズカバーの上や885の文字の左に残る、かもめマークのエンブレムや塗装ですかね。車内にも名残があるので、見かけたり乗ったりしたときはぜひ探してみてください。
ここまでがかもめです。
みどり·ハウステンボス(783系)
フォグランプの左右差がすごいCm14編成と、日陰で尾灯が目立つCm21編成です。
Cm14編成の正面右の窓の左下にある黄色っぽい線が、なんだか気になりました。別に窓枠に沿っている感じはないので、何かの飾りでしょうか。
数分後には、もう折り返して下っていきます。この写真で、Cm14編成のフォグランプの左右差の原因が分かりました。それはズバリ、レンズのキレイさです!比べると、色味が全然違いますよね。
他にもCm13+Cm23編成も撮れましたが、フレームアウトと白飛びという散々な写真になっていたので割愛します。
貨物列車
4083レは福岡貨物ターミナルから佐賀駅の隣、鍋島駅へ向かう貨物列車です。積荷はほとんど小豆色の12ftコンテナで、ところどころJOTの12ft冷凍コンテナがあるという感じ。ただ、1つだけ載っていた日本梱包運輸倉庫保有の30ftコンテナは、かなり目立っていました。
その他
JR九州アプリの「どれどれ」(列車在線位置提供サービス)を見ていると、二日市方面から何か旅客営業外の列車が近づいていることが分かりました。何が来るのか楽しみに待っていると、まさかのこんなのが。
なんとDE10が来ました。貨物ちゃんねるによると、竹下への送り込み回送だったようです。思わぬ収穫に驚きました。
撮影の翌日(7月10日)、竹下から黒崎のレールセンターに送り込まれ、八代にほど近い有佐駅行き「有佐工臨」としてレールを運びました。その後、一旦熊本に戻り、7月14日木曜日に返空列車としてチキを黒崎に返却。この後は熊本にすぐには帰らず、竹下に留置されたようです。
南福岡駅を通過する車両たちは、ここまでです。
昔の名残、一つ消える
南福岡駅3·4番のりばには、かなり昔からありそうな木製の駅名標があります。
でも、明らかに塗装がきれいですよね。実はこれ、最近塗り替えが行われています。その証拠に2021年4月に行ったときの写真とかなり差が。
2021年4月時点では一部が消えかかっていたり、もう消えていたりしました。
ちなみに春日の下にうっすらと見える「しらきばる(白木原)」は、大野城駅の旧駅名です。1989年(平成元年)に今の大野城駅に改称されました。
···と、いうことは、少なくとも32年間は完全な塗り替えは行われていなかったということになります。長持ちしてたんですね。
この塗り替えによって大野城駅が白木原駅と呼ばれていた名残が1つ消えてしまったことは、とても残念です。ですが、国鉄時代からずっとこの地に立ち続けているこの駅名標が撤去という運びになっていないことには、正直ほっとしました。これからもずっと、この地を走る電車たちを見守っていてもらいたいです。
まとめ
あまり行かない南福岡車両区も、改めて見てみると楽しい場所だなと感じました。また後日、裏手を見に行ったらまた記事にします。
また、自分の悪いところが出てしまった撮影にもなりました(笑)その点、今後修正して、特に遠征なんかでボロが出ないようにしていきたいです。
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長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。