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HSCは学校だと孤独に陥りやすいのかも。
小2長女が転校し、学校が始まってから4週間目。
始めの週は毎日行き、次の週もそれなりに行き、先週までは少なくとも水曜日には行っていたのですが、今週は水曜日も行きませんでした。
夫が聴いたところによると、「学校行くと疲れる。」と。
転校前は学年1人で、教室内には4年生の子たちが4人。
先生方はみんな子どもたちと距離が近いし、子ども同士も学年関係なく仲が良かった学校。
今の学校は同じ学年に9人いて、他の学年の子たちは良く分からない、と。
娘自身、同級生のお友達ができることを心から楽しみにしていたのですが、やっぱり環境が変わるといろいろと大変なものですよね。
あと、マスクが与える心理的影響も大きいかと。
知らない人・まだ出会ったばかりで顔をきちんと認識できていない人と同じ空間で一日一緒に過ごすという生活。
私は経験したことがないので分かりませんが、ものすごく不安だったり怖かったりするんじゃないのかな~と。
だって全くの他人ですらマスク姿の人に対しては若干の恐怖を抱きますもの。と、夫から話があって、今だからこそのできごと・マスクの件に気が付きました。
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そして昨日、新たに認識したことがもう一つ。
それは、「長女、同級生の子たちと感覚や話が合わないのかもしれない…。」ということです。
私はHSPで、子どもの時はHSCでした。(Highly Sensitive Child=敏感すぎる子ども)
HSP・HSCの特徴としてあげられるものの中に、【思慮深い】【いろいろなことによく気が付く】【表面上の会話・内容の薄い会話に対して、ものすごくストレスを感じる】といったようなものがあります。
私自身の小学校・中学校時代を振り返ってみると、同じ学年の中に本気で話が合う・一緒にいて心底楽しい!と思える人は誰一人いませんでした。
適当に話を合わせて、笑って、ずっと自分が自分ではない感覚や誰にも分かってもらえない・誰とも合わない私というものをずっと感じていました。
高校、大学へと進学し、その中でやっと話を理解してくれる・私を私として見てくれると感じられる友に出会いました。
そのことを昨日、ふと思い出したのです。
長女は大学生とはいろいろと合うようで、至って普通に友達のように接しています。それは大学生側もそうで、我が子をおこちゃま扱いした素振りや言葉遣いは一切なく、一人の友として接しているように感じます。
娘自身、度胸があるタイプだと思うので、尚更そう感じたのかもしれませんが、同級生よりも大学生と過ごした方が楽しいのかな、と。
そして、きっとそれは遊び相手としてではなく、一人の人としての関係性が築ける間柄になれると彼女自身が感じているのかな、と。
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引っ越しをして、家が広くなって、学校が変わって転校して、新たにバスケ三昧な日々が始まって。
身体を動かすことが大好きな長女の嬉しそうな顔を見ていたら、やっぱり彼女が楽しい!って毎日を過ごせるようにした方が互いに幸せだよなぁ~と改めて感じるようになり、今まで以上に学校へ行かない選択も尊重できるようになった私。
そして昨日「そういえば我が子もHSCだったかも…。」なんてことを思い出し、私自身の小学校生活時代を振り返ってみたら、ますます世間の常識や決められた枠組みにはまらなくても良いんじゃないのかな、と。
だって私のような経験、娘にも経験させたいとは思わないし、無理強いして彼女の生きる希望を奪ったりはしたくないもの。
ということで、HSC気質の長女の意志を尊重して、私も日々成長していこうと思うのでした。
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