相談する人が本当にほしい3ステップ
今日は、相談される側の対応方法について語ります。
家族や友人が
「今日こんなことがあって・・・」
と辛い感情を伝えてきた時アドバイスする前に、打ち明けてきた相手が必要としていることがあります。
相手の感情が波打つ時に、いきなりアドバイス…は、受け入れ準備ができてないかも?
貴方には見えている論理的な解決策
と
相手の感情
の“橋渡し”を先にしてあげましょう
1.相手の気持ちに「うんうん」と聞き入る
「今日職場でこんな目あって…」と言われた時、
「それはあ~したら?
こうしたら?」
より
「え~それはツライ」
「いや~何それ、酷いね」
など「相手の気持ち」や感じていることを話し、吐き出させる。
2.次はほめる
「よく耐えたね」
「冷静な対応だったね」
と、その時の努力など何に心を砕いたかについて、などホメる
3.あなたの力になりたいと思っている、という気持ちを伝える
「何かできる事はある?」
「してほしい事はある?」
「美味しいものでも食べる?」
など、直接ではなくて「力になりたい」という気持ちを示す。
十二分に相手が気持ち・感情を流せたら、心に
「受け入れるスペース」
が生まれます。
その時、はじめて相手は
「アナタならどうする?」
など聞いてくるかもしれません。
This is it!
こちらの考えを聞いてきた!
これがアドバイスをするタイミングの合図!
「スペースが出来た」
というサインです。
「自分ならこうするかな~」
程度で伝え、後は相手が決める事だと割り切りましょう。
アドバイス前の
「心を軽くする」事
で聞き役のあなたの役目は8割、終わってます。
【聞き役への留意点2パターン】
男性的な考えの人は、
まずは自分が思う「解決策」を語り出しますが、それは様子を見てからで。
(私もその部類 (∀`*ゞ)テヘッ)
相手はまだその段階ではないかも、です。
そうなると、せっかくの貴方のアドバイスは相手に入っていきません。
そして女性的な皆さんは
「だから言ったのに」と言うのは無しで(笑)
言いたい気持ちはわかります。
共感度も高く、話しやすい人でもあるでしょう。
が、話し始めにそれを言われると
「伝えたい」
という気持ちを削っちゃうかも、なので。
ただ、相手が同じことを繰り返して「もう聞くのも飽きた」という時には言っても良いかと(笑)
※ちなみにこれは、近しい人相手の話しで、コーチングになるとまた変わります。コーチにはコーチの戦略がありますので。
でも、共通しているのは「相手を頭から否定しない事」ですね。