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いい個であれ
2022.4.12 Tue
いい子になるな、いい個になれ
(SMBC採用メッセージより)
就職活動をしていた時に見つけたこの言葉。
当時は別になんとも思わなかったけど、今日の朝になってふと思い出した。
今の自分はいい子になろうとしている気がする。
いい子とは、何か。
いい子症候群という言葉がある。
いい子症候群とは、端的に表現すると親が求めている「いい子」に応えようとする子供が陥る数々の症候です。「いい子症候群」という言葉は、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんが発言し広がった言葉といわれています。
(いい子症候群は爆発する?いい子症候群の特徴や親が気をつけるべき3つの原因)
いい子症候群の特徴は、「親や他人の顔色を伺いすぎる」ことです。いい子症候群の子供の場合、両親や他人が自分をどう思っているか、何を考えているのかが大変重要になります。そのため、両親や他人の顔色をつい伺いすぎてしまうのです。
また、自分自身で考えて積極的に発言をするよりも、両親の意見が重要となるので言動が受け身になりがちです。
いい子とは、周りの顔色ばかり伺って動き、自分の主張を言えないこと。自分自身で選択できないこと。と捉えることもできる。
では、いい個とは何か。
これは自分の解釈だけど、個は人偏に固いと書く。これは、固い意志や軸を持った一人の人間であると捉えることができる。
自分軸を持ち、自分の意志を持って主体的に生きることが個であるのではないだろうか。
だとすれば、前者の子と個は対照的であるとも思える。
子はリアクションメインで、主体的な行動はできないけれど、個は自ら主体的な行動を選択することができる。
ここでいう主体的とは何か。
それは、個という漢字が教えてくれている。
固い意志や思いがあること。固く決意した思いやマイルールがあり、将来や過去の自分と固く結ばれた約束があり、それを果たすために主体的に生きている。
それこそ、私たちがよく口にする目標達成のことである。
過去や未来の自分との約束こそ、目標であり、同時に夢でもある。
その約束を今の自分が守り、果たそうと行動している人は個になれているのではないだろうか。
いい子は悪いことではないけれど、いい子にはこの目標達成の意志や思いがない。毎日をただ生きてしまっている。そこが問題であり、だからこそ自分で決断や選択ができなくなってしまうのだ。
だからいい個になりたいと思う。