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#63「クリエイティブを生む習慣」

クリエイティブな仕事をするにあたり、日々様々な環境に身を置くことは大切である。毎日の仕事場を変えるだけで、集中力やアイデアの出方は大きく変わる。通勤電車に揺られ、いつもと同じ景色を見て、同じような道を通る。いつもと同じデスクに座り、慣れ親しんだオフィスで職場の同僚とコミュニケーションをとりながら仕事をする。決して悪いことではないけれど、閉鎖的な空間で、新たな刺激のない日々からクリエイティブが生まれるかといえば、そうではないだろう。

クリエイティブさを生むためには、休日の過ごし方も重要だ。平日のオフィス街から離れて自然の中に身を置いて釣りやキャンプを楽しんだり、スポーツをして身体を動かしたりして、普段とは異なる刺激を与えていく。こういった非日常的行動が効果的なのは言うまでもないが、平日であったとしても、早起きして一駅分歩いて出社したり、昼休憩にオフィス近辺の公園で日光浴をしたりと、意識すればいくらでも新しい刺激を取り入れることができる。

もっと身近で手軽に脳に刺激を与えるのであれば、とにかく紙に思考を書き出すことも大変有効である。世の中の成功者のほとんどは紙に書く習慣があるというエビデンスがあり、書き出すことで脳力が高まるのだと言う。これには私も大賛成だ。

私は学生の頃からノートに日々のタスクや計画を書き出していたが、最近ではiPadのメモアプリを使い、紙に書き出す機会が減った。すると、なぜだか細かいミスやタスク漏れが増えたり、脳が整理されていない状況で過ごしていると感じることが増えた。個人差はあるだろうが、私は紙に書き出すことで思考を整理できていたのではないか。今後も紙に思考を書き出すことは継続していきたい。

私はこれからも、在宅やテレワークを上手く活用していきたい。自論だが、仕事で大切なことは毎日きちんと出社することではなく、社会に貢献できる価値を日々生み出すことである。仕事にクリエイティブさを求めるのであれば、日々作業をする環境や場所は大切で、ルーティンワークを無くしていくのが良いのではないか。

朝起きてゆっくり朝食を食べる。部屋の掃除をしてから身支度を済ませ、車に乗り込む。ドライブ中は大好きな音楽をかけながら、窓を開け、外の景色と心地よい風を楽しむ。お菓子と飲み物、市販の本が全て無料で活用できるシェアラウンジで作業をする。午前と午後で席を変えてみる。時折テラス席に向かい、光合成をしながら借りた本を読み気分転換。夏本場のような暑さのなかで飲むマンゴージュースが美味しい。借りていた本も結局購入してしまった。定時を過ぎ、身支度を終えて帰りに少しだけウィンドウショッピングをし、ラストの寄り道として整骨院に行き、身体をリフレッシュさせる。最後に軽い運動を行い、無事帰宅。そんな働き方を月に1〜2日でもいいから取り入れてみてはどうだろうか。

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