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人生最後の日はいつも今日この瞬間
2022.4.15 Fri
きついと思うことはたくさんあった。
怪我をして全く自分の力を発揮できずに虚しい気持ちを抱えていたこの一週間。
先週末の試合、自分は、足や身体のコンディションばかり気にしてしまっていた。身体の状態的に動けなかったこともあるけど、自分は今日が最後だと思ってプレー出来なかった。
「今日が人生でサッカーを思いっきりプレーできる最後の日で、最後の試合かもしれない」
そんな危機感をもってやることが必要だと思う。
そんな重いこと考える必要はないのかもしれない。
でも、実際に間違いなくサッカー選手としての終わりは近づいてきているし、あとどれくらいサッカー出来るのかもわからない。
もしかしたら明日怪我や病気を負ってサッカーができなくなるかもしれないし、仕事や家庭の都合でサッカーできる環境がなくなってしまうかもしれない。
そんな思いを常にもってプレーしたい。
それが覚悟に繋がるし、今もサッカーを続ける原動力になる。
先週末の試合はそんな思いが足りなかった。
「今日が最後かもしれない」
「今日がラストの日」
仕事でもサッカーでもなんでも、終わりを目の前にするだけで不思議と頑張ろうと思えるし、最後だからやってやろうと思える。
先のことを考えるから苦しくなる。
明日も仕事がある。
明日からまた5日間仕事がある。
そんな姿勢や気持ちで望んでいても、目の前の時間を無駄にするだけで、もったいない。
でも、いつも今日が最後だと思って取り組めば、毎回全力で頑張ろうと思える。それでも必ず後悔や悔しさは出てくる。
それを振り返って次に活かす。
これが成長のサイクルであり、一生懸命努力することだと思う。
仕事だって毎日大変だ。
嫌だと思うことや、もっと違う会社にすればよかったと思うことなんてたくさんある。
でもそれは、先が長いと考えているから。
先が長いだなんてだれが決めたのだろうか。
人生は有限だ。
今日一日にどれだけの価値があるのか。
もう一度よく考える必要があるのではないだろうか。
人生、今日という一日の繰り返し。
その一日を全力で生きれない者に、明日はやってくるだろうか。
今日を全力で生きるから明日がやってくるのだ。
今日で人生が終わると思えばいい。
そうすれば、大概のことも最後だから頑張ろうと思えるし、それならやってみるかと思うこともできる。
いつも自分に言い聞かせよう。
今日が人生最後の日。
今日がサッカーを全力でできる最後の日。
今日がこの場所で働く最後の日。
そんな意識で生きるほうが、案外生きやすくなるのではないだろうか。